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有馬記念 レース回顧 by ポンタ (12/28)
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2016年03月28日

3月26日(土)の競馬回顧

日経賞(GU中山芝2500M・9頭)

逃げ馬不在で予想通りのスローの上がり勝負。
勝ったのはグランプリホースのゴールドアクター
まさに貫録勝ち!
逃げたのはディサイファ。
2番手に一番人気のサウンズオブアースで、それをマークする様に外目の3番手をキープ。
吉田隼人騎手も有馬記念の時よりも落ち着いた騎乗で、慌てず騒がずの余裕の競馬を見せ、3分3厘からレースが動いても、じっと動かずサウンズを射程圏にとらえ続け、きっちりとゴール前に抜け出した。
増減なしの馬体もほぼ仕上がっていたのだろう。
疲労も感じない様な内容で、春天に向けて絶好のスタートを切った。

一方負けたサウンズオブアースは相変わらず詰めの甘い内容。
どこまで行っても2着までのキャラが定着した様で、強いナイスネイチャという感じか?

マリアライトもさすがの内容。
レースが上手いので、道悪になったら春天でも宝塚記念でも伏兵以上の存在になりそうだ。

一方課題が克服できないアルバート
この馬は勝ったステイヤーズSでも勝負どころで置かれていたので、今回も進歩の無い内容。
相手が弱ければそれでも勝てるのだが、一線級相手では競馬下手は命取りになる。
ルメール騎乗で新味が出ないか期待したが、逆に残念な内容となった。
但し、馬体的には春天において距離適性で他馬を大きく上回る。
ゴールドアクターは若干背中が長すぎるタイプで2500Mがベストと思われる。
アルバートの体型はまさにステイヤーで、ハイペースになればなるほど有利に働く。
メンバー次第ではこの馬にチャンスが訪れる筈だし、スローのメンバーなら、この馬が逃げても面白いと思うのだが...
次走人気落ちなら、逆においしいかもしれない。



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