小国のブログ

反省してたときのイオン【8267】は本当によかった。また反省してお客の心をつかんでほしい。

へたっぴな小口株主としては
株価ももう少し値上がりしてほしい
2015年3月12日大引け現在1298円がんばれ！1500円行ってくれ！

消費者としては、ザビックにディスカウントスーパー本来の役目を忘れないでほしい。（消費動向アンテナショップ）

６年前の２００９年４月にイオン（ジャスコ）は反省広告を出して、店にも貼っていました。
そのころ僕は、よく近所のジャスコ（イオン）に買い物に行ってましたが確かに高いしダメ。お客もまばらでした。
しかし、反省広告を行った後劇的に変わります。お客が大幅に増えたのです。別な店かと思うくらいでした。店員も生き生きしてきて、慇懃無礼な店員はいなくなりました。（適材適所どこか内勤に異動したのでしょうか）
しかし、2015年現在反省のことはどこに行ったのでしょうか。大幅な（高級効価格化等）路線変更をしたのなら当時と同じようにお店に貼りだしたり（「高くなったけど付加価値が高いよ」とか）消費者に正直に説明しなければ、総括あいまいな民主党みたいです。

具体的に
イオン　ザビッグ　というお店は、ヨーカドーで言えば　プライスに当たります。
つまりプライスはヨーカドーより安い商品が多い。（がんばってる）
ザビックはどうか？
少なくとも、イオンと比較して安い印象がなくなっています。たとえば衣類。。イオンはシーズンオフになるとタイムセールとかとんでもなく安く放出することがありますがザビックではみかけません。
同じものが、安売り店と称する店のほうが高かったりします。他にもありますがこれが正直といえない理由です。

3月18日に、イオン（株）岡田元也社長が「反省会見」をしました。
「今日はイオンの反省会でございます。お客様第一といいながら、我々が出遅れておりました」

翌日には主要紙の朝刊に「イオンの反省」と題した全面広告が打たれました。

「イオンの価格は、他店にくらべて、決して安くはありませんでした」

「イオンの売り場には、欲しいと思える商品が並んでいませんでした」

「イオンは、お客さまへのサービスを、怠っていました」

「もう一度、お客さまが求める本当の低価格、売場、サービスを取り戻すことに全力を尽くしていきます」

２
正式の広報文書は、3月18日付で、以下のようになっています。
「私達イオンは、前身のジャスコ創業以来、お客さまの声に学び、また優れた競合企業から学び、お客さまのご満足を最大化することを企業哲学として、日本の流通構造改革に取り組んでまいりました」

顧客満足の最大化を、流通構造改革に定める。それがイオンのポリシーの一つ。
「しかしながら今日のイオンは、時代の経過や、組織の巨大化に伴い、創業以来綿々と受け継がれてきた『お客さま第一で行動する』という企業文化の発露が不十分な状況にあります」

時間の経過とともに組織が強大化して、顧客満足が不十分となったと自戒しているわけです。
「結果として、お客さまのご期待に添えない状況が発生していることを真摯に反省し、もう一度創業の精神に立ち戻り、『お客さま満足』の実現に向けて行動してまいります」

2015年3月12日：小国のブログ