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2014年11月25日

★僕のおすすめ!【ウイスキー余市・ブレスト】!ちょっと恐いけど、おもしろい……逆か?

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★先日、ある地域の掲示板をのぞいたら、僕がcommentした記憶がないのに、どう見ても僕のcommentとしか思えないcommentに出くわした……という話をした。
 【大阪弁の表記の仕方】!
 【句読点の使い方】!
 【顔文字の使い方】!
 そして、なにより、その【感じ方】!!!
 まったく僕そのものだった。
 しかし、1箇所だけ違っていた。
 commentの主は、文と文を改行するときに、文と文の間に、1行分のスペースを空けている。
 僕は絶対にやらない。
 だから、commentは僕ではない。
 commentの主と僕は別人だ。
 僕は僕である。
 なんだか、ホッとした。
 ホッとしたんだけれども、それは理屈の上でホッとしたのである。
 感覚的には、胡蝶の夢(こちょうのゆめ)――夢の中で蝶としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか……に酷似した混乱が残った。

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★僕には、何かひと仕事終えたとき、完成を祝し、マーラーの『大地の歌』を聴きながらウィスキーを飲む習慣がある。
 そのとき、よくメモを取る。
 【ウイスキー・メモ】とか、【余市・ブレスト】とか称している。
 音楽を聴き、余市を飲み、決意、憧れ、諦め、自棄、絶望……を【メモ】する。

 酔う度合い――
 (1)爽快期
 (2)ほろ酔い期
 (3)酩酊初期
 (4)酩酊期
 (5)泥酔期
 (6)昏睡期

 (4)以降が、僕の内部の、薄明の、ハイカイだ。
 記憶と夢の無限ブレスト(*^_^*)。
 やがて酔いつぶれる。
 翌朝の【メモ跡】は、粗く、3つに分類できる。

 【1】=「僕は僕である」完全知覚領域メモ。
 例=「大阪城の下に埋まる大阪城」。
 例=「TV放送制作部ともう一度話し合おう」。
 例=「文学上で17歳の再生」

 【2】=「書いたのは僕かなぁ〜? ま、ほぼ僕だろうけど」知覚領域と無意識領域の境目メモ。
 例=「アリランはん、いつか、いっしょにホンマの学校、作ろう!」
 例=「教育行政の編集長」。
 例=「5%ずつの大革命」。
 例=「諸会議と諸宴会で形成された僕」。

 【3】=「これ、僕が書いたのか?」完全無意識領域メモ。 
 例=「ロッキーの奥さん!」
 例=「帰れ!」

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★「帰れ!」が心に残っている。
 僕が、僕の中の僕に叫んだのか?
 あるいは別の誰かに叫んだのか?
 いや、僕の中の僕か、あるいは別の誰かが、僕に叫んだのか?
 朝、乱れた文字を見たとき、人生の悲痛さを感じた。

 冒頭に紹介した「ある地域の掲示板のcomment」は、理屈では【2】知覚領域と無意識領域の境目感覚なのだが、感覚では【3】分類だ。
 ま、きょうは紙幅と僕のエネルギーの関係から、あまり深く追究するのはやめるm(_ _)m。

 なお、学生時代は、「大地の歌」ではなく、ベルリオーズの『幻想交響曲』だった(*^_^*)。
 ウイスキーは、サントリーレッドだった。

 ウイスキーの選び方、曲の選び方で、知覚領域と無意識領域の境目を、ある程度、コントロールできるかもしれない。
 今度、試してみるつもりだ。






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2014年11月24日

★僕の口上【その2】「結構毛だらけ猫灰だらけ、尻の周りはクソだらけ」改革の本丸(=学校部活動改革)論

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★「結構毛だらけ猫灰だらけ、尻の周りはクソだらけってねぇ」
 寅さんの口上だ。
 僕の口上も出だしは威勢がいい。
 だが、これまでの人生、失敗つづき。
 臆病がしみついている。
 終わりの口上はいつも、聞き取れないほどに、かすんでいく。――

 【僕の、逃げ口上】

 《教育に関していちばん荷を抱え込もうとしているのが学校です。
 学校の教育丸抱え体制。
 学校の教育独占体制。
 この学校が、ダムの水を徐々に、計画的に放流するように、アウトソーシング計画をもたなければ事態は改善しません。
 この「アウトソーシング推進計画」が、やがてサムライネットのターゲットになる日を夢見ています。》――

 アウトソーシングの本丸が【学校部活動】だ。
 その本丸が、ああ、「夢見ております」なのかぁ〜(ノ△・。)。
 ホンマに泣けてくる。
 泣けてくるほどに、僕はビクついている(ノ△・。)。

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★先日、サムライネットの中心人物である、地域の某男性と、ある懇親会で雑談した――
 彼は僕を「ベタほめ」してくれた。
 こちらがはずかしくなるくらいに。
 僕の理念を、手法を。
 が、最後の最後に声のトーンをドス〜ンと落とし(=ドスをきかせて)「ただし……」といって――
 「不満がひとつあります。学校部活動のやり方です」とつけくわえた。

 場所がお祝いの席上だったので、互いにそれ以上の展開は避けたが、【朝練禁止】【延長禁止】【土・日の活動禁止】【「家庭・地域の日」の活動禁止】【新しい大会への出場禁止】……等々に対し、日頃、積極的に学校部活動にかかわっている彼の怒りは、もう爆発寸前なのだ。
 アウトソーシングに一歩踏み出せば爆発するに違いない。

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★僕は「学校通信」「学校通信」「地域ネットワーク通信」等に、ことあるごとに【改革の本丸=学校部活動改革】のストラテジーを提示している。
 表のトーンは、いつも述べる「本校区の実態を見据え、学校と保護者と地域の方々とで改善・改革の理念を共有しつつ……」というあいまい路線なのだが、よく読めば、【部活動は学校外活動】と位置づけ(←元々、「学校外活動」なのだが……)、教職員の本務から切り離そうと(←元々、「本務」ではないのだが……)していることがわかるようになっている。
 僕は原稿を書くとき、読み手を次のように想定している。
 【1】多くの保護者は読まないかもしれない。
 【2】しかし、わずかながら熟読する人もいる。
 【3】熟読する人は、【積極的学校部活動推進派】と【学校部活動廃止派】に分類できる……と。
 彼と話をすると、いつも「ああ、熟読してくれている」と感激する。
 しかし、もちろん、彼は僕とは正反対の「積極的学校部活動推進派」なのだ。

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★サムライネットは、何もないところから、「まだ見ぬサムライに会おう」を合い言葉に創設し、ここまでやってきた。
 ここまでやれたのは、中核エネルギーとして獅子奮迅の活躍をしたPTA幹部(彼もその一人)のおかげだ。
 前回(僕の口上【その1】)、「よほど慎重にやらないと、一瞬のうちにネットが崩壊することになる」といったが、彼との激突による「崩壊」も念頭においている。

 ああ、シンドイ話だ。
 日暮れて道遠し。
 足元の石垣すら固まっていない。
 しかし、ここで絶望してはいけない。
 まず【学校部活動】の全員強制加入制から任意加入制への転換。
 任意加入制にさえ転換すれば、学校・家庭・地域それぞれの教育がバランスのとれた、豊かな教育環境創出に向けて、一気に改革を進めることができる。
 現在、学校部活動全員加入制支持=73%
 学校部活動任意加入制(あるいは廃止)支持=27%
 もちろん、学校部活動任意加入制(あるいは廃止)支持「50%」までには相当な隔たりがある。
 しかし、千里の道も一歩から……学校部活動任意加入制(あるいは廃止)支持=27%を30%に……というと、明日からやることが次々に見えてくる。
 僕のうちに、鋭いエッジによる「疾駆感」が満ち満ちてくる。
 ビクついて、停滞と逡巡の感傷に酔っている場合ではない。






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★僕の口上【その1】「生まれも育ちも葛飾柴又です」学校はパンパカパンパンパンの、パンク状態論

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★僕の演説は、いつでもどこでも――【ここ】から始まる。
 まったく、寅さんの口上《わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んで、フーテンの寅と発します》と同じだ。

 【僕の口上】→→→

 《日本の教育危機の元凶は、学校の教育独占体制(あるいは「学校の教育丸抱え体制」)にある。
 教育独占、教育丸抱え、学校は、社会の求めに応じ、何でもかんでも抱え込み、抱え込み、既に身動きがとれない状況に陥っている。

 たとえば、理科の教師は肝心要のあすの授業における実験の準備に割く時間も見出せないくらいに、授業以外の仕事を抱え込み――もうFUNKの「パンク寸前」ではないが、パンパカパンパンパンの、パンク状態。
 学校の教育力が極端に低下している。

 また、学校が(好むと好まざるとにかかわらず)授業以外のことを、どんどん抱え込んでしまうものだから、当然のこととして、家庭の教育力、地域の教育力も低下していく。

 これを修正し、学校・家庭・地域、それぞれの教育力がバランスよくならないかぎり、どんな教育力向上施策を打ち出しても、あまり、いや、ほとんど効果はあがらない。
 逆にいうと、バランスさえよくなれば、日本の教育はまだまだだいじょうぶだ。
 そのためには……》
 ――という口上から始まる。(【僕の口上】、以上)

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★僕が今、教育コミュニティ・サムライネットの点検項目のトップに「部活動改革」をあげている。
 サムライ中の部活動の現状が日本の「学校の教育独占体制」の象徴である……という認識があるからだ。
 これに手をつけないで、他をいくらいじくっても、ほんとうの改革は進まない。
 たとえば「他をいじくる」例として「学校事務の組織化から学校改革へ」。
 やらないよりはいい。
 いや、やるべきだ。
 しかし、これにとどまっている限り、日本の「学校の教育独占体制」は変わらない。

★教育コミュニティ・サムライネットの眼目は「学校・家庭・地域の3者が連携・融合・協働して、それぞれの教育がバランスよく行われる教育環境をつくろう」ということだ。

 しかし、いきなり、こういうことができるわけではない。
 バランスをよくしようと、これは今まで学校でやってきたけれども、本来、家庭・地域でやるべきことだから……とやると、大ゲンカになる。
 実際に僕はその「大ゲンカ」を何度が経験している。
 
 だから、そういうことに着手できる環境づくりとして、まず「子どもの教育に、互いに参加・参画できる仕組みをつくりあげよう」としているのだ。
 「子どもの教育に、互いに参加・参画できる仕組みをつくりあげる」ために、サムライネットでは――
 ・学校・家庭・地域の情報交換会
 ・情報誌の発行
 ・地域ぐるみで行うあいさつ運動
 ・小・中、公民館合同文化祭
 ・地域環境美化活動
 ・地域防災・防犯訓練
 ・地域巡回活動
 ・学校支援ボランティア活動――等々、さまざまな連携・融合・協働活動に取り組んでいる。

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★活動内容をみるとわかるように――ま、はっきりと、あるいは、アイロニカルにいうと――サムライネット創設以来、意識的に、ターゲットを「子どもの健全育成・安全確保」に限定してきた。
 これだと、家庭や地域の諸団体が合意しやすいし、取り組みやすいからだ。

 が、しかし、これらは、みんな、それぞれ、大切なことではあるが、改革の本丸ではない。
 これらは、改革のレベルでは、「学校事務の組織化、効率化」といっているのとなんら変わらない。

 やはり、次の段階として、これらの活動と並行しながらも――これまで意識的にターゲットを「子どもの健全育成・安全確保」に限定してきた、その「限定」を解除し――意識的に新たなテーマ、すなわち、「改革の本丸=部活動改革」に取り組んでいかなければいけない。

 ただし、ターゲットを変えると、すなわち、「荷の軽い協働」から「荷の重い協働」にギアを切り替えると、ネットワークの質が大きく変わる。
 よほど慎重にやらないと、一瞬のうちにネットが崩壊することになる。(僕の口上【その1】、以上。口上【その2】につづく。)

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★画像=サムライ小・中連携授業研究会の授業参観の場面。
 小・中学校の連携がしっかりしていることが、学校側、地域側(含家庭)、双方向の連携推進の条件である。
 小・中学校の方針がバラバラだと、継続的な学社連携はほとんど進まない。
 この点、サムライ小・中の連携具合は、僕の評価基準では、5段階の「4」。






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2014年11月23日

★八戸批判のコメントは僕のしわざか?

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★ある地域の掲示板をのぞいたら、次のようなcommentに出くわした。

【4】《けど、けど、よそから八戸に来た人間にとって、この板、あたたかいわ(*^_^*)。
 けど、けど、わたし、ここ(はちのへ)、ホンマ、アカンと思います。
 地元の人が、わが町を、愛する気概が、全然、感じられまヘン。
 信じられまヘン。
 ここ、アカンわ^^;^^;^^;^^;^^;。
 ゴメン。
 きょうの、今の、わたしの心境でした。》
 (掲示板の引用 以上)

 このcommentの前が――
【1】《さむい》
【2】《八戸市、明日最高気温11度、明後日10度》
【3】《人の心がな》←【1】に対するcomment

 【4】のcommentは【1】〜【3】を受けたcommentだ。

★一瞬、これ、僕のcommentではないのか?……と思った。
 もう一度、読み返す。
 「僕のcommentではないのか?」ではない。
 まちがいなく、僕のcommentだ。

 大阪弁の使い方→「感じられまヘン」。僕は「ヘン」とカタカナ書きする。
 句読点の使い方→僕は句読点「。」「、」過多人間だ。
 顔文字の使い方→僕が常用する顔文字だ。
 謝り方とそのタイミング→「ゴメン」の使い方。
 なによりも感じ方……これ、まったく、僕の感じ方だ。

 いつも、酔っぱらって、あちこちの掲示板&チャットを訪れて、いろいろ書き込むように、昨夜、僕はここに来たのだろうか?

 しかし、変だ。
 たしかに、昨晩は、発泡酒のあと、ひさしぶりにウィスキー・余市を飲んだ。
 ただ、酔う度合いを――
(1)爽快期
(2)ほろ酔い期
(3)酩酊初期
(4)酩酊期
(5)泥酔期
(6)昏睡期
 とした場合、昨晩は、(1)から(2)に突入しかけたあたりだ。
 掲示板&チャットのハイカイが始まるのは、(3)→(4)→(5)だ。

 だから、昨晩、僕がここに来て、こういうcommentをして、それを僕が覚えていないということはあり得ないのではないか?

 似たヤツ、というか、おんなじヤツ^^;^^;^^;が、おんネンなぁぁ〜(*^_^*)(*^_^*)……ということか?

 1点、はっきりと違うところがある。
 この人は、文と文を改行するときに、1行スペースを空けている(引用する際、そのスペースは削除したが……)。
 僕は、段落的な意味をもたせるときに空けるが、単なる文と文との間では、それはやらない。

★3、4日前に次の記事を見た。
《先日、海外へ養子縁組に出された子どもたちは、たとえ生まれて間もない頃に聞いた言葉を覚えていなくても、脳の中にその言葉が刻まれ続けているとした研究論文が17日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。【11月19日 AFP】》

 論文は、生まれたばかりの頃に形作られた「知性のひな形」は新たな情報を取り込んだとしても書き換えられないことをMRIの画像は示していると説明している。

 【4】のcommentの主と僕は、きわめて似た「知性のひな形」をもっているということなのかもしれない^^;^^;^^;^^;^^;。






ふなっしーグッズ売り場なっしー「いつどこストア」


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2014年11月21日

★保護者参観日――「そこの方、もう少し窓側に寄っていただいて」と誘導したらジロッとにらまれた

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★先週の日曜日は、保護者参観日だった。
 参観日のねらいは、粗く、次の2点だ。

(1)参観日は、自分の子どもが毎日、サムライ中で受けている授業の質を保護者自身の目で確認する日だ。
 知的で楽しい授業なのか?
 学習内容がしっかり身につく授業なのか?
 これ以上の機会はない。
 絶好のチャンスだ。

(2)学年あるいは学級保護者集会等は――
 【1】子どもに関する情報獲得の場。
 【2】子育てに関する学習機会の場。
 【3】親同士の交流・学びあいの場。
 くわえて、【4】わたしたち大人が生涯にわたり自己の啓発・向上をめざすとともに、心のふれあいを深め、豊かで住みよいサムライ学区を創りだしていくための、ネットワークの核になる場〈註1〉」。

 まず、(1)について。
 「保護者が、自分の子どもが受けている授業が、知的で楽しい授業なのか? 学習内容がしっかり身につく授業なのか?……」をチェックする機会……ということは、すなわち、僕らにとっても【授業修業】の絶好のチャンスということである。
 本校の修業計画は――
 【1】教科部会内の研究授業
 【2】○○Tの授業を観る会
 【3】保護者参観日の授業
 【4】模擬授業
 これらを合計して150回以上(1人あたり7回程度)ということになっている。

 僕の粗い認識を示すなら、【1】【2】【4】は、どんな失敗をしてもかまわない。
 いや、むしろ思いきった挑戦をして大失敗をするくらいのほうがいい。
 けれども、参観日の授業だけは絶対に失敗できない。
 ひどい授業をして、あちこちで「指示もまともにできない」「プロ教師のクセにあんな下手クソな説明をして」等といわれるのは、自動車会社が【あそこの自動車は火を噴く】といわれるようなもんだ。
 打撃が大き過ぎる。
 ということで、当日は――
 「ああ、さすがにプロ教師の指示だ、発問だ、語りだ、ほめ方だ」
 「ああ、うちの子をこの学校に入学させてよかった」
 「ああ、ひさしぶりに自分も授業を受けた。いい授業だった。元気が出た!」……と感じていただけるように気合いを入れて授業に臨んだつもりだ。

 今回も「保護者による授業評価」を実施した。
 現在、研修部で分析中だ。
 ただ、パラパラッとみたところ、保護者の評価は結構、厳しそうだ(ノ△・。)。
 まとまりしだい、このページでもお知らせしたい。
 
(2)について。
 紙幅がないので短く述べる。
 子育てに困っている保護者(特に「お母さん」)をイメージして保護者集会を設計した。
 僕は若い頃、苦い経験がある。
 保護者集会がはじまるなり、「うちの子はよく手伝いをするようになった」「勉強もいちいち言わなくとも自分からやっている」「なにも問題はない」という発言が出て、以後、「なにも問題はない」「なにも問題はない」という発言がつづき、そのまま集会が終わってしまった。
 大失敗だった。
 そんなはずはないだろう!?
 保護者はみんな困っている!
 きょうはその子育ての勉強に来たのだ!
 なのに、こんないいかげんな集会運営を僕はやってしまった。
 ホンマに申しわけない。
 「保護者はひとり残らず全員、子育てに困っている……」という前提で保護者集会を設計・運営するというのが、今のサムライ中の方針だ。

★当日の日程――
 (1)授業参観 08:50〜09:40
 (2)短学活参観 09:45〜10:00
 (3)学年保護者集会 10:10〜11:00
 (4)学級懇談 11:10〜11:50

 参加率が――
 1学年=73%
 2学年=70%
 3学年=77%
 全学年=73%

 経営の重点2〈学校・家庭・地域のバランスがとれたトータルシステムの開発 〜保・幼・小・中の体制(時間軸)に依拠した学社連携・融合(空間軸)の推進〜〉の達成状況は、実は、保護者集会・参観日等の【保護者の参加率】で測定している。

 学社連携推進の評価軸の設定は、なかなかむずかしい。
 ずっと模索しつづけているものの、これといった評価軸にはたどりつけていない。
 この「参観日などの保護者の参加率」で評価する方法も、ベストだとは思っていない。
 ただ、教育現場で、他の参加率がどんなによくても、参観日の保護者の参加率が低くてはなにもならないから、これだけははずせないという意味で、設定している。

 これを読んでくださっている方で、「学社連携推進」に関する「評価軸」のいい例をご存じの方は、ぜひ、教えていただきたい。
 僕のホームページの最上部のバーにある「メール」というところから送信してください。
 よろしく頼みます。

 5段階評価で
 参加率40%=評価1
 参加率50%=評価2
 参加率60%=評価3
 参加率70%=評価4
 参加率80%=評価5

 今回は73%だったから、評価4ということになる。
 今回の参観日への構えとして、80%はムリかもしれないが、70%台には乗るはずだ……もう一歩で80%だぁ〜というところ、すなわち、76〜78%にはいきたかったので、やや残念な結果だ。
 でも、もう一息だ。

★余談だが、授業参観のとき、本校では、各学年に2名ずつ「授業参観コーディネート係」を設けている。
 せっかく来ていただいたのに廊下にあふれ出た格好になってしまった保護者を教室に入れる係だ。
 あいているスペースにお1人お1人を案内することもあれば、教室内の保護者全体を移動してスペースをつくることもある。
 結構、力業だ。

 今回、僕は今回、コーディネート係をやった。
 ある教室で「全体にもう少し奥に入っていただき、窓側の方はL字型に入っていただきます」と手で誘導しながら、「そこの方、もうしわけありません。もう少し窓側に寄ってください」と言ったら、ジロッとにらまれてしまった。
 きっと「せっかく早くからやってきて、いい場所――子どもからは見えない、しかし、自分からは子どもがよく見えるポイントを――を確保したのに」ということだろう。
 ほんとうに申しわけない。
 にらまれたとき、花火大会の会場整理・来場者誘導のアルバイトをやっている気分になった。

〈註1〉=サムライ校区(人口14000人)では、小学校・中学校と家庭と地域が協働して、教育コミュニティづくり・サムライネット事業を展開しているが、その中核エネルギーとして獅子奮迅の活躍をしているのが、小・中合同のPTAだ。






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 B(工事中)
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