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2020年07月28日

ALS

つい最近、ALSの方が医師に毒殺されるというニュースが流れました。

ALSの方がどのように思い依頼をしたのか、医師がどのような考えで実行したのかはわかりません。

日本にはおよそ1万人のALS患者が存在しており、毎年1000〜2000人が診断を受けているといわれています。




神経内科に努めていると、毎年数人の新たな患者さんと出会います。

勤務しはじめた当初は難病はこんなにもいるものなのか?と思うほどでした。

中堅看護師となった今は、ALS患者さんとの別れが想像以上に早いな、

でも患者さんとの関わりの時間はとても濃密だなと思います。



@解剖整理・診断・治療
A看護
B現場での実体験


と分けて記録していきます。


<つづく>
タグ:看護師 ALS 看護
posted by なす at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ALS

はじめに

このブログは、神経内科で勤務している中堅看護師のブログです。

自分の知識の整理と、様々な患者さんとの関わりを記録しようと思い始めました。

神経内だけでなく、脳卒中の患者さんも入院することが多いので脳出血や脳梗塞に関しても。




そもそもブログをはじめようと思ったのは・・・

以前、知人に仕事がとてもきついと話したことがあります。

知人からは「なんで?」と理解は得られなかったです。

それはそうですよね、20歳代のそこらで入院経験がない人が療養環境を想像することは

どんなにかみ砕いて説明してもなかなか想像がつきにくいと思います。




病院で働いていて様々な思いがあります。

限られた時間、人員のなかでできる限り患者さんの希望に沿った治療療養環境を提供したい。

しかし、現実は常にサービス残業状態

看護師は満身創痍で看護師自身が健康な状態ではない。

患者さんや家族からはクレームを受け、雑用のようなことを平気で頼まれる。

患者さんは、機能障害によりストレスがたまり、それを看護師にぶつけてくる。

ただ、それは全員ではありません。

患者さんからは「こんなことまでしてくれてありがとう。

「看護師さんは大変だね。

でも看護師さんがいてくれて私たちみたいな人はとても助かっています。

嬉しい言葉もたくさんもらいます。




医療ドラマに憧れて看護師になった人は実際に看護師になるとショックを受けると思います。

なぜなら、現場は過酷。人命に係わるため責任はとても重いです。

ただ、時々思います、看護師はなんでも屋ではないのだと。

保助看法という法律にて、看護師の業務は「療養上の世話」と「診療の補助」と明記されています。

療養とはどこまでの範囲なのか?診療の補助というが医師でもできるのではないのか?

神経内科は外科病棟と比べ急変リスクは少ないですが、患者の生活面への関わりはとても強いです。

少しでも医療現場の現状が伝われば嬉しいです。
タグ:はじめに
posted by なす at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | はじめに
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