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房切り

花が咲き始めると本格的に忙しくなります。

花は房の上部から下部へと咲いていきます。

一つの花がぶどうの一粒へと成長していくわけですが、房の中には1,000個もの花があるので、全部残すとえらいことになります。

そこで、花を減らす作業が必要になります。
これが「房切り」です。














右の写真は、先端部を残してそれ以外の花を取り除いたところ。ハサミや指の爪を使って取り除きます。

この作業は、花が咲く少し前から花が散るまでの14日間ほどで終わらせる必要があるため、時間との勝負になります。
年に30,000房程度この作業をやることになります。

更に満開のころに、「ジベレリン」という薬で処理することで種無しにするのですが、この作業も30,000房に対してコップで一房一房処理していきます。

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