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2017年05月20日

野菜のタネ、危ないかも!?

『タネが危ない』の著者である野口勲さんの講演を聴きに行きました。

日本では昔ながらの「固定種」が絶滅の危機に瀕しています。
今、市場に出回っている野菜のタネは、「F1(エフワン)種」が90%を超えています。
ご存知でしたか?

農家さんにとってF1種は、生育が早いこと、収穫時期がほぼ一斉に出揃うこと、形が揃っていることなどから、とても重宝されています。

では、なぜ野口さんが警笛を鳴らしているのでしょうか?
F1種についてだけでも、たぶん野口さんは休憩なしの6時間ぶっ続けでお話しされると思います^ ^





難しい言葉を使わないで簡単に説明するとですね、
F1種は「一代かぎり」のタネなんです。
F1種の野菜から採ったタネ(二代目)を栽培しても、姿・形がメチャクチャな異品種だらけになってしまいます。
つまり、揃いの良い野菜になるのは、一代目だけなのです。

たとえば人間で例えると(コワいですが)、
お父さんのタネから生まれた二代目は姿・形がメチャクチャ・・・
野菜と人間を並べて考えるのはオカシイですね。
でも、一代かぎりのタネって「不自然」じゃないかなぁ〜。
そんな「自然の摂理」にかなっていない野菜を食べても大丈夫?
と、私は感じます。

F1種は、タネ業界にとって願ったり叶ったりの「金儲け」の手段であることが、想像つきます。

今日はこの辺まで。

サスティナブル・スタイルを楽しく生活に取り入れてみましょう!
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