見終わった後に感想を言い合いたい映画
この映画は
必ず「脚本賞」を獲るでしょう!
と
まず、見終って思いました
他の賞も獲るだろうけど!
観るか観ないか?
迷っているなら
観た方が良いですね!って
おすすめしたい映画です
言いたいことは
つまっているし
その上で
娯楽として
ENTERTAINMENTとして
成立していて
そして
複雑な伏線がいっぱいで
なのに
まとまっていて
その上
違和感を持たせて終わる
気持ち悪い(いい意味で)
(私にとってです)
ぞわぞわする
創りになっています
それくらい
ややこしく
面白い脚本に
なっているのです
観に行く前は
とにかく”ワクワク”
でした
主演がキラキラの
俳優さん同士の
満島ひかりさん
岡田将生さん主演
しかも
TBSの人気ドラマの
「アンナチュラル」
「MIU404」も
絡むというので
そりゃ
おもしろいでしょ!
と
気軽に観に行ったのです
(そりゃドラマの
キャストの皆さん
みんな変わらずに
出てきてくれて
同じ空気感で登場していて
素晴らしかったです
それぞれのドラマが
こんなに
融合するなんて、と
感動の創りになってます
でも贅沢を言うなら
それぞれのドラマを
掘り下げて
もっと見てみたい!
と思いました
だからドラマ観てたら
また一段と面白い映画
ですけどね)
が、
ところが
ところが!です
結果的に
映画は
気軽には
観られなかったです!
なぜなら
謎解き
サスペンスになっているから!
パニック映画とも
言えるかもしれない
とにかく
最初の爆発シーンが
怖すぎて!
(え?そっち?)
といっても
私も映画をいろいろ
観てきて
爆発シーンも沢山
観てきたので
そんじょそこらの
爆発シーンは
見慣れてないこともない
のですが
今回は
宅配の荷物が
爆発するかもしれない
そういう身近な
状況が怖くなったんです
映画の冒頭で
強烈な爆発映像を
見ているから
それを引っ張って
映画を観ることになります
いつも自分が
当たり前に利用する
日常の配達物が
無差別に
開けたら爆発するかもって
そういう怖さに
ゾッとします
運ぶトラックの荷台が
爆発したら?
運んでいる途中の
高速道路でも爆破したら?
他の周りの車も
無傷ではいられないでしょう
そこまで想像する恐怖です
舞台は
アメリカ資本の
日本支社の
巨大物流センター
そこに
新任のセンター長として
満島ひかりさん演じるエレナが
着任してきてからの話
フォローするのは
岡田将生さん演じる
マネージャーの梨本
爆発物が混じる
かもしれない
荷物なのに
”カスタマーサービス”
という
お客様の名の元に
物流は止めることが出来ない
と
赴任してきた
センター長の
エリナが
鬼のような「冷静さ」で
言うシーンも怖かったのです
儲け主義の権化のような
会社人間のような
気がしました
もちろん最初に
上司に出荷を
”止めませんか?”
とお伺いは立てている
そんな
シーンもあるのに
そこは上司相手に
必死に訴えているようにも
思えるのに
上司が
止めないと分かると
次のシーンでは
会社側の利益優先に
動く変わり身の早さ
私は
”あれ?おかしくない?”
と思うわけです
爆発するかもしれないのに
荷物を止めることが
出来ない?
え?
なぜ?
”お客様のために”
の名の元に
そこには
人の命よりも
”物流を止める”方が
罪悪?
安全を搾取される
コストダウン?
なんじゃその
屁理屈?
責任者だったら
お客様の安全のために
物流を止めるべきでは?
と
凡人の私は思ったのです
物流を止めることで
損失を何億つくっても
荷物が爆発してしまえば
もっと大きな
損失を生むだろうに?
それから
いろいろとエレナは
怪しい動きを見せる
ので
まさに
着任してきたエレナは
お客様のために=桃太郎
なのか
大資本企業の儲け=金太郎なのか
(どっちがどっちなのか)
何を考えてるのか
途中で
分からない
存在になりました
桃太郎と金太郎の
比喩は
2回も比較の比喩で
出てくるので
印象に残ります
しかし
アメリカ人に
この微妙な比喩は
通じないでしょうに?
ユーモアのため
だったのでしょうか?
それから
爆発物が混じっている
(かもしれない)
物流センターの荷物から
自分のオフィススペースに
どんどん商品を
買い込むエレナにも
違和感がありました
私なら怖くて買えないですよ?
だから
これは自分で
安全を身を持って
証明しているのか?
と考えてみたり。。。
賢そうで
合理的なのに
とんでもなく無頓着?
その様子から
最初は
犯人へのミスリード?
なのかとも思いました
それは
エレナに限らず
他のキャストの皆さんにも
ミスリードの伏線が
あるんですけどね
(すごく沢山!伏線だらけ)
こんな感じで
観ていたら
油断ならないわけなんですよ!
岡田将生さん演じる
梨本まで怪しく思えるし!
この辺の演出も
よく出来ています
だから
つ、疲れます!
(良い意味で)
気が緩められないのです
主に気になった所
(私が気持ち悪いなって
もやもや思ったところ)
★ロッカーの落書きは
なぜ消されなかったのか?
会社の備品であるロッカーに
落書きなどもってのほかでしょう
私など退職する際は
とことん
掃除させられたけどね?
退職した人のロッカーも
チェックして
奇麗にさせられたものです
だから
5年前もの前の
落書きが残っているなんて
考えられないんです
ということは
代々のセンター長や
マネージャーなどは
その意味に
気付いていたのかも
それで
開かずの扉にして
隠していたのかな
と思うのです
冒頭に
梨本が言っていたかも
しれない
★日本製の
洗濯機の存在
これは日本の職人の良さ
を象徴していますよね
これと
”あなたは何がほしい?”
の言葉を
突きつけてる気がしました
なぜ、
この素晴らしい商品を
日本政府の補助金で
セール品にしないのか?
(たくさん買ってもらえる)
消費者だって
良い物は買いたいに決まってる
だけど収入が無いなら
ランクダウンで
買うしかないじゃないか!
食品も同じ!
安全で良い物が食べたい
だけど収入が無いなら
安いものを買うしか
無いじゃないか
そして
生産者は
高いもの作っても売れないなら
売れるコストダウン物を
作るしかないじゃないか!
この”お客様のため”と
勘違いさせる
チープなループを
私たちが”望んでいる”と?
そう思わせてるのは
誰なんでしょうか?
★羊ドライバーの
高齢ドライバーが言う
ひとつでも多く
配達する事で
「みんなが喜んでいるんだよ」
「オレらが社会を回しているんだ」
(ニュアンスです)
というこの言葉
配達して1個150円の荷物
この金額に
ドライバーの”善意”が
多分に含まれること
「みんな喜んでくれるんだよ」
これで
やりがいを感じられるんだと
言う言葉の重要性
これに対し
見習いの息子の
”月50万の収入があった頃はいい”
という言葉で
現在は
”お客様のために”という
の名の元に
下請けは
コストダウンをされ
(休憩時間もロクに取れないほど
一生懸命に働いているのに)
そんなに収入がないこと、
やりがいも感じられないことを
ハッキリ言っている
働くことは
喜びなんだ
(だったんだ)
という
高齢のドライバーの言葉には
日本は
”そんな時代もあったよ”と
思わせる重さがあった
そこで私はハッとする
息子が以前勤めていた会社は
どこで何をつくっていたのか?
と。
そこでは
息子も仕事にやりがいを
感じてたはず
だから
ここでも
全てのことがぐるぐる回る
社会のループだと感じた
★アンナチュラルの
三澄ミコトの最後のセリフ
『そんな根性ならないほうがいい』
(ニュアンスです)
これは
”ブラックフライデー”を
止めたかった矢崎が
ベルトコンベアに跳んだけど
何も変わらなかったことにも
通じてる気がした
★その植物状態の矢崎は
今後誰が面倒を見るのだろうか
そして
目が覚めた時
婚約者がもうこの世にいない事や
爆破事件のことも知って
どう思うんだろうか
そんなわけで
いろいろ気になる
映画ではありますが
ただ何も考えず
ぼーっと見てても
一通りの
解決エンドが
迎えられます!
いい映画を観た!と
思うでしょう
が しかし
ぼーっと見てたら
展開も早いし
沢山の伏線を見失うのは
確かです
岡田将生さんは
カッコいいし
満島ひかりさんは
美しいし
見蕩れてると
あっという間に終わります
(私の問題)
今後
何度も観て
ぜひとも細かい所も
チェックしたい映画でした
最後に
”ラストマイル”
とは
『顧客や利用者に
モノやサービスを届ける
最後の区間』
の事で
物流業界では
そう呼ぶのだそうです
これは
観終わった後で
見た人と
語り合いたい作品でした
そうしてこの映画は
やっと
完結するのかもしれません
さて!
そういった映画を観た後で
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ただの水でもお酒でも
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職人さんってスゴイ!
それから
日本の美味しい
安全な水を使った
炭酸もいかがでしょう?
ひとつの選択肢として
どうでしょう♡
お水ももちろん
ありますよ
いざというときのために
定期的にストックしておくのは
どうでしょうか
そして
通販サイトが
悪いわけではなく
経済を回すのは
良い事です
感謝して
素敵な通販生活を
いかがでしょう?
全てのことに
感謝を