2010年02月02日
万年筆に魅せられて・・・
雫井脩介さんの小説「クローズド・ノート」を読んだ影響からか、
万年筆が私にとっての必需品となりました。
さすがに仕事では使っていませんが、家で何かを書くときには
いつも万年筆。
もちろん、小説を読んだからといって、すぐに万年筆が欲しい!
と思ったわけではありません。
その時思ったのはせいぜい、
万年筆か〜 聞いたことはあるけど、あまり見たことないなー
今でも使っている人はいるのかな〜
へぇ〜 店で試し書きができるの?
この程度のもの。
もともと、筆記具なんて書ければいい。100円くらいのもの
で十分!と思ってたほどです。
新しい知識が入ると行動が変わるものです。
いつも素通りしていた万年筆売場。今までは見てもいませんでした。
というよりは、そこにあることすら知りもしませんでした。
しかし、その時の私には「万年筆」というキーワードが頭に
残っています。
自然と足が止まりました。そして、ふと思いました。
・・・そうです。試し書きです。
それができると知った以上、やってみたい!
筆記具を試しに書いてみるだけです。初めてで何も分からない
などというのは出してはダメだ!はずかしい・・・
たかが筆記具ではないか。
そう自分に言い聞かせ、
意を決して売場へ向かいました。
ショーケースの前に立ち、値段を見て、すぐさまUターン!!
・・・したくなった気持ちを抑えて何とか踏み止まり、
値段に圧倒させられながらも平静を装い、
でも小心者の私は、その中でも手頃な値段のもの(それでも
1万5000円前後するのですが・・・)
を1本選び出し、
「これ、試し書き出来ますか?」と言ってやりました。
店員は笑顔で「出来ますよ。少々お待ち下さい。」
よかった。ふぅ〜 ド素人だとばれてない。
万年筆を手に取り、字を書いてみる。
おぉ〜 楽しい 字を書くのが楽しくなってきた。
これ良いなー だんだん欲しくなってきた。
欲しい 欲しい 欲しい・・・
ふと我に返り、値段を見る。
1万4800円
さすがにこれはキツイな。
これを買って帰ったら、きっと妻は怒るだろう。
さぁ困った。どうしようか?
取りあえず 店員に
「なかなか良い書き味ですね」と言って万年筆を返し、
もう一度ショーケースを見る。
なんだ こっちにもっと安いのがあるではないか。
3000円のものはちょっと気が引けたので・・・というより
魅力を感じなかったので、5000円のものを見せてもらいました。
「ありがとうございました」
店員の笑顔に見送られ、良い気分で家へ。
自慢げに妻に見せたのですが、
「まぁ〜た 無駄遣いしてー」
ほ〜ら やっぱり怒られた
不満そうな顔でこっちを見ている・・・
「万年筆はそこらの筆記具とは全然違うぞ!ちょっと書いて
みるか?」
インクカートリッジをセットして手渡す。
・・・・
カキカキカキカキ
カキカキカキカキ
どうやら気に入ったようだ。
・・・・・
・・・・・
「おい!それ俺のだからな!!」
そうして めでたく!?私の万年筆ライフがスタートしたのでした。
私の記念すべき最初の一本
セーラー万年筆 ヤング・プロフィット ブラック 細字(F)
↑私が買った店より大幅に安いし・・・
万年筆が私にとっての必需品となりました。
さすがに仕事では使っていませんが、家で何かを書くときには
いつも万年筆。
もちろん、小説を読んだからといって、すぐに万年筆が欲しい!
と思ったわけではありません。
その時思ったのはせいぜい、
万年筆か〜 聞いたことはあるけど、あまり見たことないなー
今でも使っている人はいるのかな〜
へぇ〜 店で試し書きができるの?
この程度のもの。
もともと、筆記具なんて書ければいい。100円くらいのもの
で十分!と思ってたほどです。
新しい知識が入ると行動が変わるものです。
いつも素通りしていた万年筆売場。今までは見てもいませんでした。
というよりは、そこにあることすら知りもしませんでした。
しかし、その時の私には「万年筆」というキーワードが頭に
残っています。
自然と足が止まりました。そして、ふと思いました。
・・・そうです。試し書きです。
それができると知った以上、やってみたい!
筆記具を試しに書いてみるだけです。初めてで何も分からない
などというのは出してはダメだ!はずかしい・・・
たかが筆記具ではないか。
そう自分に言い聞かせ、
意を決して売場へ向かいました。
ショーケースの前に立ち、値段を見て、すぐさまUターン!!
・・・したくなった気持ちを抑えて何とか踏み止まり、
値段に圧倒させられながらも平静を装い、
でも小心者の私は、その中でも手頃な値段のもの(それでも
1万5000円前後するのですが・・・)
を1本選び出し、
「これ、試し書き出来ますか?」と言ってやりました。
店員は笑顔で「出来ますよ。少々お待ち下さい。」
よかった。ふぅ〜 ド素人だとばれてない。
万年筆を手に取り、字を書いてみる。
おぉ〜 楽しい 字を書くのが楽しくなってきた。
これ良いなー だんだん欲しくなってきた。
欲しい 欲しい 欲しい・・・
ふと我に返り、値段を見る。
1万4800円
さすがにこれはキツイな。
これを買って帰ったら、きっと妻は怒るだろう。
さぁ困った。どうしようか?
取りあえず 店員に
「なかなか良い書き味ですね」と言って万年筆を返し、
もう一度ショーケースを見る。
なんだ こっちにもっと安いのがあるではないか。
3000円のものはちょっと気が引けたので・・・というより
魅力を感じなかったので、5000円のものを見せてもらいました。
「ありがとうございました」
店員の笑顔に見送られ、良い気分で家へ。
自慢げに妻に見せたのですが、
「まぁ〜た 無駄遣いしてー」
ほ〜ら やっぱり怒られた
不満そうな顔でこっちを見ている・・・
「万年筆はそこらの筆記具とは全然違うぞ!ちょっと書いて
みるか?」
インクカートリッジをセットして手渡す。
・・・・
カキカキカキカキ
カキカキカキカキ
どうやら気に入ったようだ。
・・・・・
・・・・・
「おい!それ俺のだからな!!」
そうして めでたく!?私の万年筆ライフがスタートしたのでした。
私の記念すべき最初の一本
セーラー万年筆 ヤング・プロフィット ブラック 細字(F)
↑私が買った店より大幅に安いし・・・