2017年04月23日
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昭和35年(1960)に九州地区が交流電化され、山陽本線の直流区間との接続駅が門司駅となり、関門海峡トンネルで活躍したのが交直流電気機関車のEF30です。
海底トンネルという特殊な環境下で使用されるため、防錆のためのオールステンレスの車体を持つのが特徴で、本州と九州を結ぶ旅客列車・貨物列車のほとんどを牽引して活躍しました。
交流区間の走行は門司駅構内の運転に限られるために、交流区間での出力が低く抑えられているほか、1台車2軸の動輪を1モーターで駆動するなど個性的な機関車の特徴が随所にみられます。旅客列車(ブルートレインや荷物列車など)の場合は単機で、貨物列車の場合は重連で使用され活躍しましたが、昭和62年(1987)のJR移行時までに、そのほとんどがEF81に役目を譲り姿を消しました。
■関門海峡トンネルで活躍した、交直流形電気機関車EF30、本州と九州をつなぐ“海の下の力持ち”を的確に再現。
■特殊な用途ゆえの独特のスタイル、銀に輝くステンレス製コルゲート板に覆われた車体を余すところなく再現。
■交直流電気機関車の見せ所、屋根上の配線は金属線で、碍子は塩害対策でグリスを塗布した緑色をリアルに再現。
■昭和36年(1961)製造のグループをプロトタイプに、1灯ヘッドライトと後部標識板の無い小判形テールライトを再現。
■定評あるフライホイール付動力ユニットで、ブルートレイン15両フル編成を牽引可能。
■ナンバープレートは、門司機関区所属の9、11、14、17号機を選択。メーカーズプレートは2種(日立・東芝)が付属。
■国鉄末期に掲出されたヘッドマークがクイック式で付属。「さくら」「はやぶさ」「富士(山形)」「みずほ」の4愛称。
■アーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラー付属。
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