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2014年11月24日
相場分析手法 エリオット波動
エリオットは人の名前です。エリオットさんが確か80年分のNYダウの値動きを調べて、体系化した波動理論です。
相場は時刻tと価格pの関数fです。p=f(t)となりますね。
エリオットさんは、この関数fをいくつかの波動パターンの連続として捉えることに成功しました。
大きくは波動を、インパルス・ウェーブとコレクション・ウェーブに分類します。
インパルス・ウェーブは日本語では、方向波動、または、推進波動と訳され、コレクション・ウェーブは修正波動、または、調整波動と訳されています。書籍により言い方が異なります。僕は両方を混在して使ってしまっています。
インパルス・ウェーブ、コレクション・ウェーブがどのようなものかは、次のリンクを読んでください。
エリオット波動のルール
エリオット波動理論は時間軸を選ばずに使えます。1分足でも月足でも同じように使えます。
エリオット波動をどのようにトレードに生かすかですが、今の相場が、どの波動のどの辺に位置しているかを常に考えます。これはある種の仮説を立てると言うことですが、その仮説に従えば、次は相場がどう動くかが分かるので、あらかじめポジションを仕込んでおく、と言ったことができるわけです。
正しい仮説を立てれば、日足・週足ベースであれば、その仮説は何週間も有効に機能します。これがエリオット波動の面白いところで、波動を読む値打がある理由です。⇒実例:「ドル円101円が堅い・・・」この例では7月19日に立てた仮説が今日現在も有効に機能しています。
エリオット波動により、相場が調整に入った時、次のブレイクを事前に察知することができます。
相場が調整に入ると、abc修正波動が現れます。そして、その次に、相場の調整レンジ内で方向波動の第1波動、第2波動が形成され、第3波動に移行します。この移行したタイミングでは、まだ調整をブレイクしていないので、レンジやフラッグが継続しているだけのように見えるのですが、実はここが仕掛けるポイントです。
もし、相場がブレイクしなかったのであれば、波動の読み違え(波動を細かく読み過ぎているなど)か、複雑な修正波動となっているか、のどちらかです。
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