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2016年07月05日

会計の物差しでシステム開発を見てみた

対象
・自身の開発意義に疑問を感じた方
・別角度で開発を見てみたい方
※基本的には開発に携わる方にとって知っておいて損はない内容です。

目次
  • 開発からシステムの価値を見てみよう
  • システムの大分類
  • どんな基準?
  • こんな場合は?
  • まとめ
  • おまけ


会計からシステムの価値を見てみよう
プログラマとして日々開発に携わっていると、
「本当に今作っているものに価値があるのか」
と考えることがあります。
それに対する一つの尺度として会計を用い、
それぞれのパターンに対して判定していこうと思います。

システムの大分類
大きく分けて以下の2つに分けることができます。
@業務システム
AWebサイト

どんな基準?
会計上では”継続して利益を生むことができるか”という基準で、
”資産””費用”に分けることができます。
この基準を元に前述の2パターンを当てはめると、
@業務システムは基本的には"資産"である。
AWebサイトはその広告の効果が1年以上続くと会計上ではあまり考えられておらず
そのため"費用"とされることが多いです。

こんな場合は?
開発に携わっていると常に仕様変更バグ修正がつきまといます。
そんな場合はどうするのでしょうか。
前者はシステムの寿命を延ばすものと捉えられ"資産的支出"とされます。
後者はそれ自体は本来の機能によるものなので"費用"とされます。

まとめ
必ずしも"資産"が優れていて、"費用"が劣っているというものではありません。
戦略的にあえて"費用"とすることもあります。
ただ、品質によって不本意に会計上の計上科目が変わる恐れがあるということを意識して、
開発を行っていくべきであると考えます。

おまけ
ちなみにPCにプリインストールされたOffice関連ソフトは"備品"として処理されるようです。
理由は"それを使う前提でPCを買っているから"とのこと。
posted by newprogrammer at 06:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 会計
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