製 品:ミラーレスカメラ「Z fc」
発売日 :2021年7月23日
主な特長
1. ニコンの歴史的カメラ「FM2」のエッセンスを散りばめたデザイン
ペンタプリズム部分のデザインやボディーサイズ、シルバーと黒の色バランスは、フィルム一眼レフカメラ「FM2」にインスパイアされています。電子ビューファインダー(EVF)の接眼目当てに「FM2」同様の丸型を採用したほか、ダイヤルデザインやNikonロゴの刻印など、細部にまでこだわったデザインを施しました。ボディーは、マグネシウム合金による高い堅牢性を備えています。
また、ボディーの人工皮革部分を有償にて全6色の「プレミアムエクステリア」※に張替えることができます。好みのカラーにカスタマイズすることで、より自分らしい1台になります。
※サービス詳細は以下をご確認ください。
URL:https://www.nikon-image.com/sp/zfc/
2. 好みの画作りができる、シンプルな操作性
ボディーの上面には、シャッタースピード、露出補正、ISO感度の3つのダイヤルと絞り表示のパネルを設置。撮影の基本となる4つの要素がひと目で確認でき、シンプルな操作で設定変更が可能です。撮影スタイルに合わせて様々な設定がワンタッチで変更できる「iボタン」、「iメニュー」を使うことで、より効率の良い撮影ができます。
また、「Z シリーズ」で初めて、撮影モード「AUTO」時の露出補正が可能になりました。もう少し明るくしたい、シルエットを強調したいなど、「AUTO」の中でも自分なりの表現を見つけることができます。
さらに、独創的な表現を可能にする全20種類の「Creative Picture Control」を搭載。色合いや階調、彩度などが異なるテーマを選択することで、様々な雰囲気をつくり出せるほか、最終的なイメージを撮影前に画像モニターや電子ビューファインダー(EVF)でリアルタイムに確認できます。また、自分好みの効果に調節できるため、表現の幅がさらに拡がります。
3. 思い通りの表現をサポートする便利な機能・性能
フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 7II」(2020年12月発売)、「ニコン Z 6II」(2020年11月発売)にも搭載した、静止画、動画を問わず、人物やペットの瞳にピントを合わせる、「瞳AF」「動物AF」を搭載。広い範囲で、顔や瞳をより確実に捉える「ワイドエリアAF」により、画面内に複数の人物や動物がいる場合であっても、狙った人物の瞳や、動き回るペットの瞳にピントを合わせ続けることができます。ISO 100〜51200※の幅広い常用感度域をカバーし、暗い場所でもクリアーな撮影が可能です。また、「Z シリーズ」初のバリアングル方式画像モニターを採用。ハイアングルや縦位置構図のローアングルでの撮影時にも便利なほか、画面モニターをカメラ前面に向けると、「自分撮りモード」に自動で切り換わります。タッチ操作でスムーズな自分撮りができます。
※ISO 204800相当までの増感が可能。動画撮影時は最高常用感度ISO 25600まで可能。
4. 自動連携モードを搭載した「SnapBridge」に対応
カメラとスマートデバイス※をシームレスにつなげるアプリ「SnapBridge」に対応。カメラで撮影した静止画・動画をスマートデバイスに転送でき、SNSでの共有も簡単に行えるほか、カメラの最新ファームも入手できます。
最新のVer.2.8では、新たに「フォアグラウンドモード」と「バックグラウンドモード」の2つの自動連携モードを搭載。「フォアグラウンドモード」はアプリを使用しているときのみカメラと通信状態になるため、カメラのバッテリー消費を軽減します。「バックグラウンドモード」は従来通りの常時通信となり、スマートデバイスがスリープ状態でも撮影画像の自動転送が可能です。
※「SnapBridge」アプリをインストールしたiPhone、iPad、Android端末が使用できます。「SnapBridge」アプリは「App Store」、「Google Play」より、無料でダウンロード可能です。詳細はニコンのウェブサイトにてご確認下さい。
5. その他の特長
●収差が少なく自然な見えを実現する有機ELパネル採用の電子ビューファインダー(EVF)
●DXフォーマットベースでフルフレームの4K UHD対応の動画撮影機能
●動画撮影専用のAF-F(フルタイムAF)を搭載
●画像サイズとフレームレートの組み合わせを選ぶだけで「スローモーション動画」が撮影可能
●カメラをWebカメラとして使用可能にする「Webcam Utility」に対応
●「Z fc」のデザインに合わせた化粧箱や付属のストラップ
●従来のUSB充電に加え、電源ON時のUSB給電にも対応