のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
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トヨタ新型 MIRAI 大幅なコンセプトチェンジで登場!
(なまっくす at 10/19 19:16)
東京モーターショーの出展車として、トヨタから新型「MIRAI」が発表され話題を呼んでいます。
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/29933431.html?padid=ag478_from_kv

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新型未来(MIRAI)については早くから、スクープ雑誌「マガジンX」などで、「駆動方式はFR化」、「クーペスタイル」なと報じられてきましたが、まさにそのとおりの内容となっており、さらにプラットフォームを一新し、TNGA化(GA-L?)、タンク容量拡大で航続可能距離も30%増やし、5人乗りを実現するなど魅力的な大改良となっています。

デザイン面では非常に癖のあった現行「MIRAI」から、比較的万人受けする「スタイリッシュな4ドアクーペ」風なデザインに変貌しており、好印象です。
ホイールベースは大きく拡大されたものの、そのスタイルから、後席の天井は広々とはしていないようです。こういうモデルは実用的なトヨタブランドではなく、レクサスブランドで出てくるかと思っていたので意外です。


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このあたりの角度から見ると、スポーツカーのようなイメージもありますね。
ヘッドライトの下のデイライムランニングライト(クリアランスランプ)もいい感じでインストールされていると感じます。

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リヤビューについては、現行MIRAIの奇抜とも言えるデザインイメージを一部残しつつ、余計な装飾やエグさが目立たなくなり、スタイリッシュなクーペ風の万人受けしそうなデザインになったと感じます。

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インテリアについては「MIRAI」というほど未来感のあるものではなく、トヨタ・デザインですが、いくつか見どころがあると感じました。
まず一番驚いたのは、従来は「隠れた場所」に設置するのが当たり前だったスマートフォン置き場が、センターコンソールの一等地に移設され、同時に非接触充電(qi)機能を備えていることです。これには素直に驚きました。
大型のアームレストも快適そうですし、所々に配置されたブロンズのアクセントも金属感あり、そして全体的にカムリ系のインテリアデザインを残しつつ、使用する素材も新型クラウンより上質なものを使用しているのがわかります。

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次は、トヨタブランド初の「ワイド12.3インチモニター」。
「ディスプレイオーディオ」を次々に採用するトヨタブランドですが、MIRAIはレクサス系と同様の高性能なナビゲーションシステムを標準装備する可能性が高そうです。ついにレクサスブランド以外にも(横長の)大型モニターを搭載してきた、ということはポイントですね。

そして、スピードメーターですが、大型の液晶パネルを採用、ようやく・・・というところです。
ステアリングも新意匠に切り替わっており「内側がパンチング、外側がスムースレザー」となっている模様で、ステアリングスイッチや加飾についてもクラウンと比べても1ランク以上の仕上がりです。
また、シートにはヒーター機能やベンチレーション機能が装備されることもわかります。

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新型MIRAIに関しては、「2020年末に発売を目指す」とされています。
このコンセプトモデルはすでに最終段階のデザインということで、前回、2017年のモーターショーでも最終段階のクラウンが発表され、2018年6月にはほぼそのままの形でクラウンが発売されたことから、新型MIRAIについてもほぼこのままのスタイルで発売されることが予想されます。


製造コストの低減も図られているとのことで、製造ラインも専用ではなく一般的なラインで製造できるようになったそうですから、現行MIRAIより価格も引き下げされる可能性は高いでしょう。そして、このクルマがトヨタブランドから投入されるということで、レクサスの「FRセダン」(GS・IS)の今後がますます気になってきます。

新型MIRAIが従来どおり駆動方式が「FF」で古典的なセダンタイプの車であれば、今後レクサスブランドでFR・スタイリッシュタイプのFCVモデルが期待できたのですが、その路線に新型「MIRAI」がシフトしたことで、ここにレクサスモデルが入り込む余地がなくなったように感じます。
このMIRAIより上級なモデルとして、「LSーFCV」の投入はありえると思いますが・・・


新型MIRAIコンセプトのボデイサイズは以下のとおりと発表されています。

全長 4,975mm
全幅 1,885mm
全高 1,470mm
ホイールベース 2,920mm
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/29933431.html?padid=ag478_from_kv

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この数値を見ると、同じFRラグジュアリーセダンに属する現行GSと先代LS(FR)のちょうど中間的なサイズになっているようです。

・現行GSよりは「950mm長い」、「45mm広い」、「15mm高い」、ホイールベースは「70mm長い」。

・旧型LSよりは「115mm短い」、「10mm広い」、「5mm高い」、ホイールベースは「50mm短い」。

「FCV」ということで、インフラ的な懸念はまだしばらく残るものの、「新型LSはサイズの関係で乗り換えが困難」という方や、「なかなかGSがモデルチェンジしないのでそろそろ先進的な車を」という方で、近場にインフラが整っている方、アーリーアダプター的な思想を持つ方にとっては、新型MIRAIはFRセダンにこだわり、環境性能や先進性のある車をもとめるオーナーさんにとっての選択肢になるかもしれませんね。

現時点では先進安全装備や、自動運転関係については不明ですが、今後の追加情報等は気になりますね。
東京モーターショーでじっくりチェックしてきたいと思います!

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