のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
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LEXUS RX マイナーチェンジはどうなる?
(なまっくす at 01/25 00:28)
さて、デトロイトモーターショーも終わり、次なる関心はなんといってもレクサスの最量販車種、「RX」のマイナーチェンジでしょう。
近々海外のモーターショー(3月のジュネーブor4月のニューヨークモーターショー?)でのお披露目が予想されるところではありますが・・・

現行レクサスRXは「2015年10月」に登場。
先進安全装備の「Lexus Safety System+」を初めて初採用したレクサス車であり、前モデルからはキープコンセプトであるものの内外装デザインに磨きをかけハイブリッドモデルの「RX450h」とターボエンジンモデルの「RX200t(RX300)」を擁し、従来設定されていたNAエンジンモデルの「RX350・RX270」は日本では設定されませんでした。
レクサスのラインナップでは「GS」と同等水準の装備を備えるなど、アッパークラスの位置づけ。
2019年水準で見ても十分魅力的な装備を備えており、人気も当然といったところ。

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これまでの主な改良履歴は以下の通り。

■2016年(初年度)年次改良

 ・F SPORTに前輪駆動モデル(FF)を追加。
 ・オーディオの「ワイドFM」対応
 ・F SPORTのボディカラーに「ヒートブルーコントラストレイヤリング」(MOP)追加

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■2017年12月 年次改良(2回め)

 ・ロング仕様(RX450hL)の追加
 ・アルミホイールカラー変更(18インチ)
 ・セルフパワーサイレン標準装備
 ・レーダークルーズの速度上限撤廃(115km/h→180km/h)
 ・RX200t → RX300へ名称変更

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■2018年8月 特別仕様車”Black Sequence”発売

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・・・というように、もともと完成度が高かったため、他モデルに比べ年次改良では目立った改良が行われていません。
本来は3年周期でのマイナーチェンジであり、2018年度の改良が想定されていましたが、RCと同様、発売から約4年後の2019年夏にマイナーチェンジが行われる見通し。


2019年夏の改良が予想されるポイントを列挙してみます。


【エクステリア】

もともと、「シーケンシャルターンシグナル」やフルLEDヘッドランプを備えていましたので目新しい変更はないと思われます。第3世代レクサスにどこまで近づけるか、というところは注目のポイント。

・前後ヘッドランプの意匠変更 
・LEDの光り方がシームレスタイプに変更
・フロントグリル意匠変更
・前後バンパー形状変更(ドアミラー、ドアハンドルの意匠は変更なしと予想)


【走行性能】

・スウィングバルブショックアブソーバの採用
・アクティブコーナリングアシストの採用


【安全装備】

LSで採用されている「Lexus Safety System+A」に近い水準へのアップデートが期待されます。
(従来のレクサス基準では、マイナーチェンジでのアップデートは困難ですが、RXでは可能性が高いです)

・レーントレーシングアシスト(LTA)へのアップデート
・Lexus CoDrive…レーンチェンジアシスト(LCA)機能追加
・上下2段式アダプティブヘッドランプ(AHS)へのアップデート
・ロードサインアシスト(RSA)機能追加
・先行車発信告知機能[TMN]の追加
・プリクラッシュセーフテのィシステムの「夜間歩行者」対応へのアップデート
・プリクラッシュセーフティシステムの「昼間サイクリスト」対応へのアップデート
・パーキングサポートブレーキ (後方歩行者)への対応
・大型ヘッドアップディスプレイ(HUD)へのアップデート(LSサイズ?)


【ナビ・オーディオ】

モデル末期である「IS」、「GS」、「CT」では旧タイプのナビ・オーディオシステムが今も採用されており、「タッチパッド」の採用見込みはありません。
しかし、「RX」についてはドル箱モデルであり、操作デバイスの刷新とともにナビ・オーディオのアップデートが当然予想されます。
順当では「タッチパッド」への換装が考えられますが、国内外のモータージャーナリストでもタッチパッドの評判は芳しく無く、思い切ってVWグループ等で採用を進めている「タッチスクリーン方式」への回帰も考えられます。

・ハイレゾ音源再生、Miracast再生対応
・ハイブリッドナビへのアップデート
・レクサス版「コネクティッド」機能のアップデート(LINEアプリ対応など)
・リモートタッチのアップデート(マウス→タッチパッド、それとも新デバイス?)


【インテリア】

・ステアリング意匠変更
・スピードメーター意匠変更(液晶部位拡大)
・インテリアパネル追加・変更


【快適性】

・2列目シート居住性拡大
・3列目シート乗降性向上(RX450hL)
・セカンドシートへのシートベンチレーション機能追加
・パワーシート可動部位拡大


【機能装備】

・タッチレスパワーバックドア→ハンズフリーパワーバックドアへのアップデート

・・・うーん、あまり思いつきませんね(笑)RXはホントもともとの機能・装備が充実していますね。


RXの欠点としては、同クラスの輸入車に対する「パワートレーン」のパワー、フィーリング不足でしょう。
いわゆる「走り」の面では同クラスの輸入車やマツダ CX-8等と比べても劣り、早急なアップデートが望まれますが、それが果たして既存のレクサスオーナーの求める方向性に必ず合致しない可能性もあります。
(レクサスES(ES300h)が市場から受け入れられている一方でスポーティ路線に振ったレクサスLS(LS500h・LS500)の販売不振という点からも、このクラスには必ずしもスポーティ路線は求められるとは限らない?)

また、RXへの新パワートレーン採用は、基本的なプラットフォームが刷新されないと難しく、今回のマイナーチェンジでは対応は困難と思われます。
期待される「新ターボエンジン」はフルモデルチェンジまでおあずけと予想します。

また、よりハイパワーな"マルチステージハイブリッド"はFR専用と考えられますのでFF/AWDベースのRXにはこのタイミングでは採用されないと想定します。(フルモデルチェンジには有り得そう)

ということで、期待されるのは、より手頃な価格のハイブリッド・・・ということで、「RX300h」やロングモデルで手頃な価格が期待できる「RX300L」。
しかし、2019年1月時点ではどちらも日本国内では商標出願されておらず、2019年夏という発売時期から勘案すると、追加モデルは厳しいと思われます。
仮に追加モデルとして採用されるとすれば、「ES300h」に搭載された、ダイナミックフォースエンジンと第4世代のTHS2システムの組み合わせとなる「RX300h」ですが・・・マイナーチェンジの目玉としてはぜひ採用して欲しいところではあります。


ということで、RXのマイナーチェンジはそれほど大きな改良ではなく、プラットフォームが刷新される新型RX(2021年〜2022年)までの比較的短期間のつなぎのモデルになるのでは、と予想します。もっとも、「RX450hL」については居住性や乗降性など不評な点はかなり改善されると思われます。

ESとともに、世界的で人気のRX、果たしてどのようなマイナーチェンジが行われるか楽しみですね。

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