あえて言うなら、「センターアームレストが存在しない」、「(センターの)カップホルダーがない」、というところでしょうか。
おそらくこのクルマの想定するところはせいぜい「1時間程度のドライブ」で「2人乗車」がメインなので、後席の装備は極力省いたという感じでしょう。
年に数回もしないようなリヤ席のセンターアームレストとカップホルダー廃止は、方向性としては良いと思います。
リンク画像▼リヤ側 ドアトリム
フロントと同様、センター部分にウルトラスエードが使用されており、パワーウィンドウスイッチにも加飾あるなど、妥協はありません。
スピーカーグリルはちょっとさみしいので、このあたりは加飾が欲しい気もします。(カスタマイズし甲斐がありそう!)
ドアポケットは結構大きめで使いやすそうでした。
リンク画像▼リヤ席エアコン吹き出し口
リヤ席にはエアコン吹き出し口はありません(ヤリスクロスと同じ)
充電用USB端子は2個備えていますし、「AC100V1500W」のアクセサリーコンセントは標準で備えるのは万一の際に嬉しいポイント。
エアコン吹き出し口がないことから、後席に人を乗せることは短時間に限定しており、通常はあまり想定されていないと考えるべきでしょう。
リンク画像▼リヤルームランプ
NXと同意匠の、プッシュ式。タッチセンサー式ではありませんが、パネル自体はクリアブラック塗装されているので、質感十分です。
リンク画像▼ラゲージ
リヤ席を倒すとなかなか広大なスペースが。完全なフラットではありませんが、比較的フラットに近い形状となっています。
リスクロスと違ってヘッドレストを取り外す必要はありません(笑)
リンク画像▼ラゲージ全景(ラゲージボード取り外し後)
ラゲージボードを外すと、収納スペースが拡大されます。使いやすい形状ですし、床面にも起毛仕上げがしっかりされています。
リンク画像▼ラゲージボード
取り外しができますが、このとおりかなりがっしりとした構造(コストかかってます!)
荷物を沢山積みたいときはあらかじめ外して自宅に持ち帰る(?)ことができます。
リンク画像▼ラゲージボード半開け状態
ラゲージボードは完全に取り外すだけでなく、装着したまま折りたたむ事もできますので、床下収納としても使えます。
通常はこの使い方が良いのではと思います。
リンク画像▼トノカバー&ラゲージボード装着状態
トノカバーとラゲージボードをどちらも装着した状態は、初期の「UX200/UX250h」を思わせるほど高さが低いですが、上質感はありますね!
トノカバーがペラペラではなくしっかりとした素材なのはいい感じです!(欠点としては左右に折り畳みができない)
リンク画像▼ラゲージ左右小物入れ
レクサスらしくしっかり「蓋」がついているのが好印象です。
リンク画像取り外すとこんな感じで。洗車用具など入れるのに便利かも。
リンク画像▼リヤナンバープレート&LED照明
レクサスとしては最も低い位置にナンバープレートが設置されています。
照明はもちろんLED。
リンク画像さて、取り急ぎ気になるポイントをざっとチェックしてきましたがいかがでしたでしょうか?
装備を豪華にすると、重く、そしてコストもかさみます。
日常使いができる「高級なスニーカー」としての用途を目指した「LBX」ですから、既存のレクサス車で定番の装備がないのはやむをえない部分もあると思いますが、この「LBX」でカバーできない
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