のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

新型レクサスLS 2023年モデル発表!しかし不安だ!
(なまっくす at 11/15 13:20)
[1/3ページ]
予定通り、新型レクサス「LS」の2023年モデルが発表されました。
すでに多くの方がご承知の通り、ほとんどのレクサス販売店ではすでにLSの2023年モデルは「完売」状態となっています。
生産予定枠があっても相当な少なさと思いますので、気になる方はぜひ販売店にお問い合わせを。

リンク画像カメラ

https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/38093985.html より


今回の「LS」の2023年モデルの不思議なところは、10月13日に「発表」したものの、発売は「2022年10月下旬以降の発売」というなんとも不思議な表記になっていることにです。

発表日と発売日が異なることはしばしばあり、それ自体は珍しいことではないのですが、通常は、「数カ月先」の場合にこのようなことが行われます。わずか数週間先に発売になるにも関わらず、発表時期と発売時期をずらすということはよほど「特殊な事情」があるということかと思います。
(よくあるのは、マスコミ等にスクープされ、やむなく記者発表するケースなど)

すでに2023年モデルが事実上の「完売」であり、追加生産が困難であるため、「発売はもう少し先だよ」とアナウンスするしかなかったのかと勝手ながら邪推してしまいます。(「10月下旬」になっても、「発売」のニュースリリースが行われることはないのかもしれません・・・)


新型レクサス「LS」2023年モデルの改良内容はニュースリリースの通りですが、主に「乗り心地」のさらなる改善と、他の2023年モデルと同様、「新マルチメディアシステム」への換装が中心となっています。
とくに、すでに2023年モデルを商談された方ならご存知の、センターコンソールパネル(センタークラスター)の意匠変更はインパクトがあり、これは流石に多くの方は「うーん・・・」と首を捻ってしまうのではないでしょうか?

リンク画像カメラ

メイン市場の北米等の要望なのでしょうか、それとも日本古来の古きオーナーの要望なのでしょうか、わざわざセンターコンソールパネルの一等地のリモートタッチパッド廃止跡に、レクサス「UX」とほぼ同意匠と思われる「シートヒーター等スイッチパネル」を移設。
現行モデルでは、あえてそれほど使用頻度が高くないスイッチ類は見えない場所に「隠し」、全体をシンプルに見せるというの流れだったと思いますが・・・
その代わり、「スマホホルダー」が新設されのはなかなかおもしろい試みですね。

リンク画像カメラ

しかし、最近採用が進む「おくだけ充電(Qi)」は意外なことに不採用ですし、「デジタルキー」も採用されないなど、「UX」や「ES」の改良とも微妙に異なるのがなんとも不思議な感じです。
どうも、2023年モデルの生産がかなり少ないため、改良内容もシンプルにとどまった、という印象を受けますね。

しかし、マイナーチェンジに相当する、2021年モデルの後付感が強い「ナビディスプレイ」に続き、もともとすっきりしていたデザインをどんどん崩壊させるような仕様変更は、モダンかつ先進的なデザインを持ったライバルメーカーのフラッグシップセダンとはかなりかけ離れてしまった感じがあります。
今後の「若きリーダー」が果たしてこのようなデザイン、仕様を求めているのか疑問でなりません。マーケティングの結果であればよいのですが・・・当初のデザイナーさんが泣いていないか心配になります。



あわせて「CD/DVD/Blu-rayディスクドライブ」を廃する代わりに、「むき出しのUSB Type-C端子(2個)」と、アドバンストパーク、シート動作スイッチ等を移設しているのですが、そのボタンのデザインや質感は見たところ「大衆車」と変わりなく、とても1000万円を超える高級車とは思えません。
利便性を高めることは素晴らしい取組みではありますが、むき出しのボタンや端子を露出するのであればもう少し「意匠」や「素材」にこだわるべきだと思います。リモートタッチやディスクドライブ廃止で空いているスペースに取って付けたようなスイッチ類が疑問なのは私だけではないでしょう。

特に「シートヒーター等スイッチパネル」に関しては、少なくとも、完全なフルモデルチェンジであれば、決してこの場所に配置することはないでしょう。
UXでは、周囲のパネルも樹脂製の同色系統だったので、まだなんとか我慢できましたが、さすがにLSでこれでは・・・

リンク画像カメラ

さて、とはいえ生産数が少ないと想定されるにもかかわらず無事に「LS」の2023年モデルが発表されたのは喜ばしいところです。
(反面、これでマルチメディアシステムが刷新されない「LC、IS、RC、RCF」の行く末が想像できるのもまた事実・・・)

では、今回は実際に従来モデル(2022年モデル)とカタログ上でどのような部分が変更されているかチェックしてみました。
(写真はすべて公式webサイトWebカタログ上のものとしています)

■カタログP7、P98など多数:"マルチステージハイブリッド"エンブレムの廃止
  →他のレクサス2023年モデルと同様、エンブレムの統一と"マルチステージハイブリッド"のエンブレム廃止で、外見でHEVかガソリンモデルか区別が困難になりました。

リンク画像カメラ


■P18-19:ナビディスプレイ画面の変更

  →新マルチメディアシステムの画面に換装されています。地図の場所も同一というすごいこだわりです(笑)
なお、一見画面はきれいに見えますが、ユーザーからの不満が多い「PA・ICの通過予想時刻」が消失しています。これは本当に不便なので、早くアップデートしてほしいですね。

リンク画像カメラ

■P18-19:アドバンストドライブ、アドバンストパークの表記変更

  →従来は「アドバンストドライブ[Advanced Drive]」といった日本語+英語表記でしたが、全体的に日本語が省略され、英語表記のみ(「Advanced Drive」 , 「Advanced Park」)となりました。個人的には「アドバンスト」なのか「アドバンスド」なのかややこしかったので英語表記のみで問題ないと思います)

リンク画像カメラ
[6]次ページへ>>

右斜め下コメント(0)
右斜め下トラックバック(0)

<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

0目次