しても圧縮音源を聞いているような感じです。音質改善のため、まっさきにフロントドアの「デッドニング処理」をしたいところで、それだけでもだいぶ改善されそうな印象です。
【ADAS】
★★★★★
現状、5点をつけれると思います。
基本となるレーダクルーズ走行時の「レーントレーシング」性能ですが、今までのレクサス車とは同じメーカーとは思えないぐらい、ぐいぐい積極的に介入します。
2015年〜2017年式の「LKA」や「LTA」に見られた、レーン内を走行中、左右の車線に近づいたらステアリング修正、反対側の車線に近づいたらまた修正、という「ピンボール状態」になることもありません。また、ステアリングの制御が力強くなっており、アシスト性能が高まっていますので、ようやく実用性を伴った性能になったといえるのではないでしょうか。長距離ドライブでの疲労時や、渋滞で集中力が低下した際の強力なサポートをしてくれる印象です。
また、レーントレーシングアシスト[LTA]とプロアクティブドライビングアシスト[PDA]のおかげか、首都高速道路の一般的な角度のコーナリングであれば、手をステアリングに備えているだけで前車に追従していくのにはちょっと感動しました。
特に、下り坂でのコーナリングの際に「アクセルオフ」にした際に、スピードを調整してスムーズにカーブを曲がれるように速度を調整してくれるのは運転が上手になった感覚があります。(下り坂でオーバースピードでコーナリング時に「やばい!」と思ってブレーキングをするようなリスクが低減される
首都高速では「レーンチェンジアシスト」は試せませんでした(つかうことはなさそう)
なお、いくらADAS性能が進化したといっても、あくまで「前車追従」が基本なので、積極的に流れをリードしたりするためのものではありません。
【その他】
リヤ席にゲストを載せたのですが、とにかく「半ドア」状態がわかりにくいですね。
今までのレクサス車と比べても圧倒的に半ドアになる確率が高く、それをさけるために「力強く」ドアを開閉するのはあまりスマートといえません。
「イージークローザー」はコスト的にも重量の問題もあるでしょうし、このクラスへの搭載は難しいと思いますが、半ドア時にはその際に警告してくれる仕組みもあれば良いと感じました。(見た目にはしまっていても半ドアということがよくある)
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