レクサスのフラッグシップクーペ「LC」がデビューから4年目「年次改良」を2021年9月30日に実施。
昨年夏、「Convertible」登場とともに実施されたマイナーチェンジに匹敵する改良に比べるとごく一部の改良にとどまり、いよいよ来年は5年目ということで「マイナーチェンジ」が行われると予想されるような改良内容でした。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/35968013.html
LCの改良内容に関しては、ずいぶん前から検討者の方には改良内容がアナウンスされていたようですので、当時商談された方にとっては「ようやく!」との思いでしょう。
当ブログでも以前に「予想シリーズ」で記事化しておりますが、おおむね予定通りの改良だったかと思います。
▼レクサス2021年 改良予定車をざっとまとめて予想してみる!(2021/5/24)
http://www.namaxchang.com/article/481660854.html
さて、「LC」の2022年モデルの改良内容はニュースリリースのとおりですが、ニュースリリースでは省略されていることも含め、以下にまとめてみたいと思います。
<ニュースリリースで公開されている点>
・【足回り制御強化(クーペモデル)】
コイルスプリング、スタビライザーの諸元やショックアブソーバーの制御を最適化することで、タイヤの接地感を高め、操舵入力に対する車両応答のリニアリティと高い旋回G領域でのコントロール性を向上。
リンク画像・【「LDH」の最適化(”S Package"】
レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム(LDH)装着車では、VGRS、DRS制御を最適化することで、レスポンスがよく、軽快感ある走りを実現。低速から高速まで、車両姿勢の適正化とコントロール性を両立する事で、操る楽しさと安定感を向上させました。
リンク画像・【ボディカラー追加】
・「ソニックイリジウム」をクーペ、コンバーチブルモデルに新規設定。
・「テレーンカーキマイカメタリック」をクーペモデルにも追加設定しました。
リンク画像・【ホイール設定変更(”"version.L")】
・クーペモデルのLC500h/LC500“L package”には、「ポリッシュ仕上げ+ブラック塗装」を施した21インチ鍛造アルミホイールを標準装備
ただ、その分価格が上昇しています。もともと多くの方がこのMOPを選択していたので実質的にはほぼ変わらないと言えるでしょう。
リンク画像【ガラスルーフのプライバシーガラス化(”L Package”)】
もともとLCのガラスルーフはもともとスモークガラス風でUV/IRカットが効いていましたが、さらに夏場における遮熱性能をアップさせてようです(写真ではほぼわからず)ぜひ実車で確認したいところですが、あまり濃すぎると、室内からの開放感が損なわれるのが難点でしょうか?
リンク画像【ブルー&ホワイト内装追加(コンバーチブル)】
待望の「ホワイト内装」が追加!!!
2020年に発売された、LC500 Convertible 特別仕様車 "Structural Blue"に設定された、特別内装色「ライムストーン」とほぼ同じ内装です。
リンク画像比べてみると、特別仕様車で設定されていた「ステアリング」と「シフトノブ」がホワイトから、ブルーに変更されています。
汚れないという点では良いですが、特別感は少し落ちますね!(なお、ホワイトのステアリングとシフトノブは部品取り寄せが可能です)
▼特別仕様車「ライムストーン」
リンク画像【ブルー色のソフトトップルーフ追加(コンバーチブル)】
インテリアと同様、LC500 Convertible 特別仕様車 "Structural Blue" で設定された「マリンブルー」のソフトトップカラーが追加。
ホワイトのボディには特に似合う感じですね!
リンク画像▼特別仕様車「マリーンブルー」
リンク画像【ナノイーXへの進化】
他のレクサス車と同様、エアコン中央吹出口から放出されるイオン空調システムが「ナノイーX」へ進化。
(LCには充電専用USBがないため、USBポートの「Type-C」への換装は行われていません)
リンク画像(C)F@N Communications, Inc.