のんびり なまけにっき

レクサス(LEXUS)の話題を中心に、個人的主観をもとに日記をのんびりきままに書いています。
(バックアップもかねてほぼ同内容を「のんびりなまけにっき2」に記載しております。)
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レクサス初の電気自動車 「UX300e」ようやく試乗できました!
(なまっくす at 04/29 00:02)
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レクサス初の電気自動車(BEV)、レクサス 「UX300e」が続々展示車・試乗車として配備が進んでいるようです。今回、短時間でしたが試乗の機会を得ましたので簡単にレポートさせていただきたい思います。

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UX300eには「version.C」と「version.L」という2つのグレードが存在し、基本性能は同一。
今回は「version.C」のため、ホイールは17インチ。

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「スカッフプレートがない」、「パワーウィンドウスイッチの仕上げが質素」(非ヘアライン加工、非クリア塗装)というのが乗降時に感じる「version.L」との違いですが、このあたりは後で部品換装もできま。・・・とはいえ、もともと高額車ですので、私的にはこのあたりの仕様は統一してほしかったと感じます。

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装備的には「version,C」のため特に不満はありません。パワーシートや電動チルト/テレスコピック機能、ステアリングヒーター、シートヒーター、シートベンチレーションも備わっているので、季節を問わず快適なドライブを行うことができますし、AUTOモードの「レクサスクライメイトコンシェルジュ」を搭載しているので、空調関係がAUTOで大丈夫なのは他のEV車と比べても「UX300e」の優位点と感じます。

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シートに座り、最初に手を触れるのはステアリングかと思います。
ステアリングスイッチは既報の通り、「OK」や「CANCEL」ボタンが押しやすくなって改良されましたが、スイッチ自体の質感やクリック感は今ひとつといったところで、同デザインでも「ES」や「LS」とは差別化されており、残念なところです。
また、ステアリングの本革自体の質感も上質なのですが、「F SPORT」モデルのような穴開きのディンプル加工がされていないこと、ステアリング自体の操舵感が軽めということもあり、スポーティな仕様のお車に乗られている方からすると、操舵性に少し不安に感じるかもしれませんが、この点は程なく慣れるかと思います。

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この「UX300e」はとにかく賛否分かれるモデルと思いますが、「良い点」というのは、なんといっても既存の「UX」オーナーのみならず、レクサスのハイブリッドカーにお乗りの方は、ほとんどの方はなんの違和感もなく、すぐドライブが可能ということでしょう。
多少異なるのは、シフトレバーの操作のみで、電気自動車特有の「どう操作すればよいのかわからない」という点が一つもありません。
安心してドライブ・所有できるという点では地味ながら重要かと思います。

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さて、アクセスを踏み、クルマが動き出すと、テスラ社のEVのような驚くべき加速はありません。
とはいえ、レクサスハイブリッドカーのように、控えめな加速力でもなく、アクセルの踏み方に応じた加速力を得ることができるので、実に運転しやすいです。そして、途中でエンジンがかかることもないため、ボディやペダルに「振動」を感じないのはとても新鮮な感覚です!
ロードノイズも抑えられていますので、室内はとても静かです。とはいえ、耳が「ツーン」となるほどの無音ではありません。

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乗り心地も向上しています。
バッテリーパックを床下に敷き詰めており、重量が増加したことで安定感がでているのと、パフォーマンスダンパーをリヤ側に装備しており、微振動を低減していることと、どっしり感が強まり、路面追従性も向上していると感じました。重量は増加していますが、モーターでの加速力がありますので、「UX250h」に比べて鈍重な点は一切感じられませんでした。

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既存の「UX」シリーズとの大きな違いは「坂道」(上り坂)です。
ある程度勾配がある上り坂などでは、多くのハイブリッドカーでは、エンジンがうなりながら、ハイブリッドモーターを併用しながら登っていきますが、BEVの場合はそれがありません。着実にグイグイ登っていくのは新しい感覚です。
また、静粛性は確かに高まっているので、静かになったことにより、逆にさまざまなノイズが聞こえる・・・ということもありません。

なお、信号待ちなどで停止する際の「フォーン」「ヒューン」といった特有の電磁的なサウンドは、小さいながらも残っています。(逆にこれが電気/ハイブリッドカーという感じもしますが・・・)
なお、スピードメーターあたりからよく聞こえてくるような「ジー」や「カチカチ」といった電気的なノイズはほとんど聞こえてきませんので、静粛性にはかなり気をつかったいることがわかりました。

ドライブセレクトモードを「パワーモード」にすると、スピードメーターの色が多少変わるぐらいですが、走りはかなり変わります。
アクセルレスポンスおよび、加速感が明確に良くなりますので、「常時こちらのほうが良い」と感じる方もいらっしゃるでしょう。このモードであれば、明確に「UX250h」との動力さを感じ、ネーミングの「UX300e」というのは伊達ではないことが感じられます。
ただし、停止時からのアクセル操作ではノーマルモードよりも急加速しがちなので、助手席や後席に乗客を乗せる場合、発進時はノーマルモードの方がスマートなドライブができると思います。

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全般的には、エンジン振動がまったくない、コーナリング時に低重心感が感じられるという点で、「UX250h」の上位機種という感じが伝わってきます。


反面、今一つと感じたところは、シートのホールド性の低さです。
ボンネット内にエンジンを搭載しておらず、鼻先が軽いので、コーナリングは非常に軽
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