にあったとしても、移動にかかるコストの面では、燃料電池車の新型ミライの優勢性はほとんどないことには注意が必要です。
リンク画像しかし、走行中に空気をきれいにする「マイナスエミッション」や、長時間の「外部給電機能」(特に災害時など)は「新型ミライ」ならではの機能ですし、モーター駆動ならではの、現在のハイブリッドカーにはない先進的な乗り味や静粛性、走りのスムーズさ、安定感に加え、これらの「付加機能」はアーリーアダプター層である「新型ミライ」をご購入されるオーナーの所有欲を満たす力があると感じます。
リンク画像また「新型ミライ」には、レクサスLS500hと同様、自動駐車機能の「Advanced Park」を備えますし、そして2021年には「Advanced Drive」搭載モデルを投入予定ということですし、先進安全装備のレベルもほとんど違いがありません。
前述のとおり、特に内装のクオリティに関しては確かに大きな差があるところですが、補助金を考慮すると「600万円程度」の新型ミライと、かたや「1200万円台」のLS500h(I Package)では価格が「倍」も違いますので、インフラ環境さえ整っているのであえば、なおさら「新型ミライ」の魅力が増すのではないでしょうか。
その他、高精細化した「デジタルインナーミラー」、「大型ヘッドアップディスプレイ」、「後席シートベンチレーション」など、現在のレクサスではLSのみが備える装備を「新型ミライ」は装備する点も魅力と言えるでしょう。この点からも、単にクラウンの後継車としての位置づけではなく、ボディが大きく(長い)レクサスLS500h "I Package"の「ショートボディ版」としての位置づけも担っているのは・・・と感じました。
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