「ヘッドアップディスプレイ」が非装備。ただし、大型の8インチTFT液晶搭載スピードメーターでほとんどの情報はカバーしています。
またISは前席重視のため、後席ドアのスマートエントリー機能などはありません。レクサス「GS」からの乗り換えでは地味に不便な点であります。なお、クラウンはドアの開閉をサポートする「イージークローザー」機能を備え、高級感がありますね。
一方ISは「アナログクロック」を備えるますし、「F SPORT」専用のインテリア(ステアリング、シフトノブ、アルミ製スポーツペダル&フットレスト)などインテリアの専用装備が大きいのが特徴です。
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■フロントシート/リヤシート
リンク画像フロントシートでは、「IS」は本革シートセットプションを装備しないとクラウンの装備には並びません。
ただ、本革といっても車種毎に質感が異なります。ISの標準の「L-tex」でも十分な質感があります。
また、リヤシートは圧倒的な機能差がありますので、さすがクラウンといったとこと。常にリヤに人を乗せる場合はISは物足りなくなるでしょう。GSオーナーをもう少し取り込むような仕組みがIS”version.L”に設定されていても良かったように思いますが、スポーツセダンとしての性能のためやむをえないところでしょうか。後席シートの機能をアップさせるにはクラウンでも相応のメーカーオプション代金が必要ですが、大きく快適性を向上することが可能です。
助手席パワーシートの機能差は「IS」優位なところです。それほど助手席のシートポジションを変更することはないと思いますが・・・
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■空調、電源、エンターテイメント
リンク画像IS、クラウンともに「ナノイーX」を採用するなど、今後のマイナーチェンジ車種に順次取り入れられることが確実の模様。
クラウンには、「おくだけ充電」や後席USB端子など、ここ数年で著しく普及が進んだスマートフォン/タブレットを快適に使用するための充電デバイスがそなわっているのが特徴。
その他、「イルミネーション機能」においては(実車未確認ですが)ISはほとんどイルミネーションがないのが弱点といえます。クラウンにはドアハンドル、助手席前など要所にLEDが設置されているなどの違いがありそうです。
ナビゲーションシステムはどちらも最新ですが、クラウンのものはトヨタ・ハリアーと同様、「地図の全画面表示ができないタイプ」(常に画面の2/5程度がメニュー画面表示)の可能性があるのが懸念されるところ。
モニターサイズは多少小さくなりますが、全画面表示が可能であること、手元にタッチパッドやスイッチ類があることなど、ナビゲーションシステムの使い勝手ではリモートタッチパッドも併用できるレクサスISが優位と考えられます。
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後席の快適性能や居住空間には大きな差がありますが、安全装備に関してはほぼ同等ですし、「IS」は装備面では健闘していると思います。
また、旧プラットフォームを継続採用し、重量増を最小限に抑える改良をしたおかげで車両重量が「100kg」も差が出ているのは、スポーティな走りを期待する方にとっては大きな違いと言えそうです。
一方、パワートレーンとシャーシについてはいずれもクラウンが最新版にアップデートしている一方、ISは旧パワートレーンを継続採用しているので、これからご検討される方はぜひその走りの質感のチェックも必要となりますね!
リンク画像https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/34161152.html
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