レクサス「CT200h」が8月20日にひっそりと2021年モデルとして年次改良を実施しました。
発売が2011年1月ですから、まもなく10周年、レクサスではもっとも古いモデルとなります。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33506049.html
今回の改良は主に次の点
■ボディカラーの変更
以下のとおり、他のレクサス車と同様の入れ替えが実施されています。
○ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング<4Y1>
○テレーンカーキマイカメタリック<6X4>
○セレスティアルブルーガラスフレーク<8Y6>
☓ラヴァオレンジクリスタルシャイン<4W7>
☓アンバークリスタルシャイン<4X2>
☓スパークリングメテオメタリック<8X9>
■パーキングサポートブレーキ[PKSB(静止物)]の標準化
従来"version.L"以外ではメーカーオプションだった「クリアランスソナー&バックソナー」に、静止物検知の際のブレーキ機能を搭載した、パーキングブレーキ(静止物)を全車標準搭載。
リンク画像 ■F SPORT「ブラックルーフ」組み合わせの縮小
ホワイトノーヴァガラスフレーク、レッドマイカクリスタルシャインの2色とだけブラックルーフが組み合わせ可能となりました。
リンク画像 ■ステアリングパッド意匠変更
NXと同様、新師匠のステアリングパッドへ意匠変更。
リンク画像 ■ヘッドライトスイッチの法規対応
■その他 サンバイザー機能変更(バニティランプスライド機構、助手席チケットホルダー機能)
(実車確認待ち)
2021年モデルの価格は以下のとおり。
概ね「28,000円前後」のアップとなっており、きっちりとパーキングサポートブレーキ相当の金額アップが図られています。(とはいえ、以前は「クリアランスソナー&バックソナー」が44,000円で、それに「ブレーキ機能」も追加されて進化しているので、文句は言えませんね)
なお、"version.L"だけ価格上昇が22,000円となっていますが、もともとPKSB類似機能の「クリアランスソナー&バックソナー」が標準装備されていたためと思われます。(そうであれば価格据え置きとしてほしかったところですが・・・)
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さて、商品モデルが「約10年」と非常に長くなった「CT200h」ですが、ざっと今までの改良履歴をニュースリリース情報をもとに振り返ってみました。
■2011年1月 CT200h 発売
レクサス初のコンパクトクラスのクルマとしてプリウスと類似のパワートレーンを搭載したハイブリッド専用モデル。発売から1ヶ月で7,500台の受注を集めレクサスブランドの集客、年齢層の引き下げに貢献。発売後に発生した東日本大震災を思い出す方も多いでしょう。
当時、月販目標台数はレクサス最大の1,500台を想定。
当時の価格は以下の通り、主力の"version.C”は、諸費用込みで400万円前後を実現。
標準グレード:355万円
version C :375万円
F SPORT :405万円
version.L :430万円
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■2012年8月 初の年次改良
LSに新設定された「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を”F SPORT”に採用、災害時の対策として「アクセサリーコンセント」をMOPとして採用など改良を実施。また、”"version.L"に、助手席4Way調整式パワーシートを標準装備するなどレクサス品質の向上に努めた(価格は2万円ほどアップ)
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■2012年9月 初の特別仕様車 “Creative Textile Interior” 発表
発売から1年半のタイミングで特別仕様車を設定(406万円)
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■2014年1月 第1回目のマイナーチェンジ
フルスピンドルグリル採用、ボディ剛性、静粛性向上など基本性能を進化。
また、ナビ/オーディオシステムの刷新などを図る。ただし先進安全装備のアップデートはなし。
月販目標台数は700台と半減。
当時の価格は以下の通り、標準、”version.C”の価格向上は最小限だが、F SPORTと"version.L"の価格上昇は15万円程度と大きめ。
標準グレード:356万円
version C :380万円
F SPORT :421万円
version.L :448万円
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■2015年1月 2度目の特別仕様車 “F SPORT X Line”
レクサス10周年記念としてF SPORTをベースとしたスポーティな内外装の特別仕様車を設定
同時に「LEXUS Apps」機能を追加。
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■2015年8月 年次改良
スピンドルグリルロアモールのメッキ化、G-LINKにリモートイモビライザーの追加など機能アップ。
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