■セーフティシステム1
安全装備はせいぜい「ES・UX」レベルに留まると予想されていましたが、一気にアップグレードされ、現時点ではレクサス(LSを除く)最高水準のセーフティシステムが搭載されます。(レクサスRC2021年モデルではアップデートされませんので、ISとRCでは安全装備系の世代が異なることに注意です)
ただし、LC・RCなどと同様、可変ヘッドランプシステムの「AHS」は不採用となったのは残念です。軽量化という面もあるかと思いますが、ライバル車では走行性能を確保しつつ可変ヘッドランプシステムやより高性能なヘッドライトシステムを搭載しているので、この点はレクサスも頑張って欲しいところ。
リンク画像■セーフティシステム2
日常的に使用する「パーキングサポートブレーキ(PKSB)」の標準化、「ブラインドスポットモニター(BSM)」の標準化など、セーフティシステムが大きく強化されました。
またレクサスのセダン・クーペでは採用が珍しい「パノラミックビューモニター(PVM)」もオプションで設定されていることが確認できます。
リンク画像■IS350/IS300特別仕様車 ”Mode Black”
北米での公開時に話題となった「BBS製 19インチ鍛造ホイール」や、RC特別仕様車”Emotional Ash"でも装備される「銀墨本杢」などが採用される仕様です。売れ筋の「IS300h」には採用がないのが残念ですが、”F SPORT”を検討される方はぜひ注目したい1台ですね。
リンク画像■ディーラーオプション
モデリスタ・TRDといったブランドのエアロパーツやホイールが掲載されています。TRDには20インチの鍛造アルミホイールも設定されていますね。北米で話題となった、「カーボンリヤスポイラー」の設定もある模様。
リンク画像■エクステリアカラー
ニュースリリースでもあったとおり、「ソニッククロム(1L1)、「ソニックイリジウム(1L2)」が新設定。
カラーコード的にはシルバー系に属しますが、ソニッククロムは「ダークグレーマイカ/マーキュリーグレーマイカ」の後継といえます。
「ソニックイリジウム」は、「プラチナムシルバーメタリック」の後継と言えるカラーです。
ニュースリリース画像ではもう少し白っぽく見えたのですが・・・
なおリーフレットのボディカラー名には一部誤字がありますが、見つけた方は相当なマニアです。
リンク画像販売店にはすでにカラーサンプルが届いていますのでご検討される方は確認してみてください。
リンク画像■インテリアカラー
内装カラーは大部分が入れ替わり、コスト削減もあるのでしょうが最近のレクサス車の定番カラー「ブラック」、「オーカー」、「フレアレッド」、「ホワイト」に集約されました。すでにレポート済ですが、「ダークローズ」が継続採用されたのは一つのトピックといえます。
オーナメントパネルもブラックメタリック以外は刷新され、古典的なインテリアパネルは消滅していまいました。
リンク画像なお、「ブラックジオメトリーフィルム」はリーフレットのカラーと実物はかなり違うので”version.L”でレスオプション扱いされる方は注意ください。
リンク画像”標準”の場合は引き続き「ブラックメタリック」が選択できますが、これはこれできれいなパネルです。
センターコンソール部分もこの仕上げであればよかったのですが・・・
リンク画像■主要装備一覧
主要装備一覧はかなり細かいですが、やはり懸念していたことが実現となってしまいました。
具体的には以下のとおりです。IS350専用装備がほぼなくなってしまっており、エンジンぐらいしか差がなくなってしまいます。これだと、「IS350”F SPORT”」は22万円ほど値段を引き下げしてくれないと計算が合いませんが・・・?
【IS350】
・レクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)の廃止
・ギヤ比可変ステアリング(VGRS)の廃止
・リヤブレーキサイズ変更(全モデル290mmに統一)
【共通】
・リヤウィンカーは非LED
リンク画像次回は各モデルの見積もり・メーカーオプションについてレポート予定です。
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