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2014年08月03日

「プログラミング強国」

2014年7月31日付け産経新聞「正論」で東京大学教授 坂村健教授の「プログラミング強国へ教育を」を読みました。


日本では、Windows95が発売された3年後の1998年学習指導要領には「情報活用能力」が挙げられ、
パソコンを利用する技術が重要視されました。


しかし、1995年にイスラエルでは、ジュディス・ガル教授が
「A High-School Program in Computer Scince」という論文を発表し
コンピュータ教育は、使い方よりも原理やプログラミングを教えるべきだと発表しました。


イスラエルではその論文を重視し2000年に国が「コンピュータサイエンス教師センター」を設立します。
そして、高校でプログラミングが必修科目となりました。
結果、様々な分野で、世界中の企業がイスラエルのコンピュータ技術を競って買う状況になっています。


英国でも、この9月から5歳から16歳までのプログラミング教育を必修とするそうです。
フィンランドでも、アメリカでも、その他の国でも、その動きがあります。


日本では、「学習指導要領」の書き換えが必要で、今、決断しても実施は10年後になるそうです。

コンピュータの世界はドッグイヤーと言われています。
1年が7年に換算されます。
10年後は70年後になってしまいます。

坂村教授は、”教育開始までに費やす時間こそが無駄にできない資源なのだ!” と締めくくられておられます。

どっちにして、プログラミングは楽しいし、学生のうちにできるようになっといた方がいいのだー!!!




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