2024年03月22日
押目待ちの押目なし
東京株式市場は日経平均株価が一時4万1000円台に乗せるなど堅調に推移し
連日での史上最高値を更新しました
「押目待ちの押目なし」ですが
買おうと思っても株価は上がる一方
どうせ一本調子では上がらない
一度は下がってくるから
そこで買おう
というのが押目待ちですが
しかし相場の勢いが強いときは
なかなか望みどおりには下がってくれません
結局「押目待ちの押目なし」となって
相当高くなってから買ったり
ついに買いを諦めざるを得ないことになります
押目待ちの気持ちには最初買おうと思った値段にこだわり過ぎる傾向があります
なので仮に押目があっても小幅だと
「もう少しで自分の考えていた値段まで下がる」と勝手に思い込みます
せっかくの買いチャンスを逃がす典型的なダメパターンです
押目と戻りについては「初押しは買い 初戻りは売り」という格言もあります
言ってみれば経験法則とでもいうべきものですが
どんな場合でも必ず当てはまるとは限りません
本格的な上げ相場での初押しとか
長い上げ相場に転換期が来て
下げ過程に入ったときの初戻りなどには
この格言が有効になります
とにかく自分でチャート的にこの値段まで下がれば買いとか
勝手に自分で思ってるから押し目待ちの押し目なしになります
分析は勝手ですが
その通りになるんだったら誰も苦労しませんし
誰でも億万長者です
結局最後に大事なのは
相場での経験と自分自身の強い心です
弱気は最大の敵です
Billy Joel And So It Goes
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