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まだ８ヶ月しかないいさおが、昨夜つかまり立ちをしたと思ったら、そのまま伝い歩きをし出しました。
ビックリ！と言う以外、言葉が見つからないママです。

でも、今日、保育園に迎えに行ったら、保育士が心配そうに言いました。
『いさお君、口の中に白い物が出来てますけど。』
その足で、急いで小児科に駆け込みました。

かび（真菌）の一種で、赤ちゃんの口やお尻によく付くのだそうです。症状としては、食欲がない、気持ち悪い、下痢、腹痛などが現れるそうです。そう言えば、昨夜から、珍しくご飯の時、あまり食べたがらないような様子でした。お医者さんの話では、哺乳瓶からよく移るんだそうですが、家では母乳なので、生後１ヶ月過ぎてから使った事ないし、保育園なのかな？おもちゃも手に取っては口に入れるので、心配してたのですが…　　あまり心配する事はないですよ。とお医者さんは言ってましたが、なんでいさおが

生まれて１ヶ月半の時にRSに掛かって以来、ずっと薬とお供して、８ヶ月になってしまいましたね。ママの育児のどこが問題だったのか、どこが行けなくて、いさおがこんなにも痛いおもいをしてるのか、本当に代えてあげられることなら、ママが代わりに痛く、いさおが元気になれたら、どれほど幸いな事でしょう。

いさお、大丈夫？痛くないかな？　ごめんね、痛い思いをさせて。
そして、早く元気になろうね。元気に育ってちょうだい．

三歳になってからはまったプリンセス物語。
ある日、とうとう言い出しました。
　
　智ちゃん、大きくなると王子様と結婚する。
　ー良いよ。王子様はきれいで優しい子が好きだから、これから言う事を良ーく聞こうね。でないと、王子様、迎えに来ないんだよ。
　
　分かった。智ちゃんママの言う事を良ーく聞く。ところが、ママ、ママは言う事を良ーく聞かなかったの？
　ーなんで？
　
　（パパとのウェディング写真を指差して）
　だって、ママは王子様じゃなくて、パパと結婚したじゃん。　

　キャー！！　　助けて。こんな時はどう対応すれは宜しくて？
　
　ーううん、そんな事ないよ。パパはママと結婚する時は王子様だったよ。ほら、すてきなタキシードを着ているでしょう。
　（慌てて、やっとの思いで見つけたママの答えです(-_-)　）
　そうか、じゃ、智ちゃんもお話良ーく聞こうと。

やれやれ、三歳の娘からこんな事言われるとは。

朝、保育園の支度をしている時の事です。大部暑くなってきたので、UVカットのクリームを顔に塗ってあげてるママの顔をじーっと見つめながら、智ちゃんが言いました。

『ママの瞳の中に智ちゃんがいる。』
普通と言えば、普通の言葉かも知れませんが、なんだか一瞬、胸がキューンとなりました。

『智ちゃんの瞳を見て、何が見える？』と聞かれ、
『智ちゃんの瞳の中にはママが見える。』と答えました。

そうね。毎日、数秒の間でも見つめ合う事を続ければ、家族って、互いの瞳の中で生きているんですもんね。

育児って、育自でもある。
誰からの発想から出た話か知りませんが、良くぞ言いました。
子供を育てながら、子供から教えてもらう幸せな日々を、私は今、過ごしています。