2011年10月01日
洋楽 Pixies〜Debaser
Pixiesは1985年に結成された、アメリカのロックバンドです。
1993年に一度解散。2004年に再結成し、
それ以降はオリジナルの作品を出していないんですが、
現在もライブ活動を続けています。
アメリカのバンドではあるんですが、
人気を得たのは本国アメリカではなくイギリス。
アメリカからすれば、逆輸入アーティスト的な形になるんでしょうね。
日本でも人気はイマイチ。
そんなわけで、日本での知名度もあまりないと思います。
(この曲に関しては、どこかで聴いたことがある、という人もいると思いますけどね)
アメリカでは、最後まで周囲から大きな評価を得られませんでした。
マニアックな存在で留まり続けます。
ですが、そんなマニアック層の中にいたのが、Nirvanaのカート・コバーンでした。
もう大絶賛。
Pixiesの曲は現実逃避的で空想を歌詞にしたような曲が多いんですが、
その辺りが受けたのかな。
彼らを崇拝しているようなコメントも残しています。
代表曲「Smells Like Teen Spirit」は、
彼らの曲をコピーしているときにできた曲だとも言われているそうですね。
他説もありますが、そのときにコピーしていた曲といわれているのが↓です。
YouTube - Debaser
また、RadioheadやU2といった大物バンドをはじめ、
Pixiesから影響を受けたというバンドは数多く存在します。
アーティストに影響を与えるアーティストだったんでしょうかね。
そんなわけで、アーティストではない俺の好みからは外れてしまいます。。。
たまに聴く分にはいいかな……という感じ。
あ、でも、Nirvanaにも最初はあまりいい印象を受けませんでした。
それと同じで、そのうち好きになっていくのかもしれませんね。
音楽的には、どことなく可愛らしさも感じさせる
ハードロックといったところでしょうか。
といっても、Green Dayのようなバンドとは方向性は違います。
Green Dayは、ポップスの色が濃い、キッズが暴れまわっているかのような音楽。
Pixiesは、あくまでもバックグラウンドはハードロックで、
大人になりきれていない大人が酒を飲んで暴れまわっているような音楽……かな。
こう表現すると、とんでもないろくでなしのような印象を受けるかもしれませんが、
大きく外してはいないような気がします。
Pixesの音楽は、ポップスの要素が強いと言われることもありますが、
俺はそうとは思えません。決して聴きやすくはない気がします。
ハマる人はハマるという感じじゃないかな……。
ただ、そのハマった人というのは、
有名どころのアーティストが多いので、
Pixiesの音楽を理解できる=音楽のセンスがあるのかもしれません。
ということで、彼らの音楽を好きになれた人は、
ぜひ音楽活動をやってみてください(笑)
再結成してからはアルバムを出していないんですが、
Pixies名義で新作を出すという噂があるとか?
もし本当なら、多くのアーティストに注目されることになるんでしょうね。