2011年03月12日
洋楽 Bob Marley〜No Woman,No Cry
7月後半〜8月によくお世話になります。
レゲエの教祖。
というか、レゲエのミュージシャンは彼しか知りません。。
2大政党の対立が激化し、
血の争いが繰り返されていた1970年代後半のジャマイカ。
ボブは、その党首2人を主催した「One Love Peace」コンサートのステージに上げ、
観客の前で握手させるということをやってのけます。
音楽で直接政治に影響を及ぼしたミュージシャンというのは、
自分が知っている限り彼だけです。
そんな彼のアルバムで好きなのは、ライブ音源の「Live!」です。
彼のパワー溢れるパフォーマンスが、特に感じられるアルバムだと思います。
他のジャンルと曲調は違っても、
レゲエもメロディラインがあるのは一緒のはず。
でも、ライブでは独特なリズムの外し方をします。
そこがカッコいいですね。
YouTube - No Woman No Cry
歌詞(英語)
アルバム「Live!」にある日本語訳は、↓のとおり
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女よ 泣くな
トレンチタウンの官庁の庭に
ふたりで座っていた日のことだ
善良な人たちに偽善者どもが混じっているのを
一緒に眺めていた
大切な友人たちが一人、また一人と
闘いの中で倒れていった
輝かしい未来がやってこようと
昔の日々は忘れられやしない
でも、涙を拭うんだ、その日のために
女よ 泣くな
かわいいやつ、涙を流しちゃいけない
女よ もう泣かないで
トレンチタウンの官庁の庭に
ふたりで座っていた日のことだ
ジョージ―が火に薪をくべると
炎は一晩中、赤々と燃えていた
コーンミールがゆを炊いて
おまえと分け合って食べたね
俺を運ぶこの二本の足があるかぎり
俺はどこまでも進み続ける
俺がいないあいだも
きっとすべてはうまくいく
きっとすべてはうまくいく
なにもかも
きっとうまくいく
だから、もう泣かないで
女よ 泣かないで
あぁ、かわいいやつ、涙を流しちゃいけない
女よ、もう泣かないで
女よ 泣くな
女よ 泣くな
俺のかわいいやつ、涙は見せないで
女よ、もう泣かないで
結構ベタベタですね。
この曲のタイトルが二重否定になっているという解釈などから、
深く意味を取ろうとする意見もあるのですが、
自分はそのまま受け取っていいのかなと考えています。
強いて言えば、歌詞の中の「女」というのが、
単純に身近な女だけを指しているわけではないのかも、
と思うぐらいでしょうか。
というより、難しく考えようとするのが、
面倒くさいだけかも。
まぁ、人それぞれということで。。