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2017年10月29日

鬼平犯科帳 2

『鬼平犯科帳 2』池波正太郎(文春文庫)

【四季おりおりの江戸の風物を背景に、喜びや悲しみを秘めた江戸の人間が生きている。そこに生まれる事件のサスペスンが、こころよい人情と溶けあう独自の境地。ご存じ鬼平シリーズの第二巻は、「蛇の眼」「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「妖盗葵小僧」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」の七篇を収めている。】

「鬼平犯科帳」を読もうと思った理由は登場人物にあります。
ここ数年BSフジで「鬼平犯科帳」の、今まで色々な人が演じてきたシリーズを再放送しています。
今は月曜日に中村吉右衛門版、火曜日に萬屋錦之介版を放送しています。
私の母は毎週どっちも見ています。
私は最初から最後までじっくり見たことはなくちら見程度です。
それで「鬼平犯科帳」には木村忠吾という三枚目的な若い同心が出てきます。
月曜日に母が見ていた後ろでちょっと見ていた時に、鬼平が忠吾のことを「うさみ」と呼んでいたのです。
木村のはずなのになんで「うさみ」? 苗字が二つあるんだろうか、訳わからん。
母に聞いてもどうせわからないだろうから原作を読もうと思ったのです。
この二巻で木村忠吾は初登場です。うさぎ饅頭に似ているので同僚に「うさ忠」というあだ名をつけられていることがわかりました。
ああ、鬼平は「うさみ」ではなく「うさぎ」と呼んでいたのを聞き間違えたんだなと思いました。
疑問が解けたのでもう後は読まなくてもいいかと思ったのですが、そーいやまだ密偵のおまさが出ていないと気付いたのでまだ読み続けることにしました。
他に覚えている密偵の彦十と粂八は一巻から登場しています。

ところで中村吉右衛門版で木村忠吾を演じているのは尾美としのりです。
大分前のことですが月曜日に「鬼平犯科帳」を見ていた母が、尾美としのりを指して「この人今ドラマに出てるの?」と聞いてきました。
母も私もあまりテレビドラマを見ません。
尾美としのりをテレビドラマで見たのなんて一番近くて「大奥」だよ、一体何年前だよ。調べたら2012年でした。
「まあなんかには出てるんじゃないの」と答えておきました。

なので「おんな城主直虎」の新キャスト発表で榊原康政役で出ると知った時にはちょうどいいと思いました。母も私も見てますからね。
出てきたらわかるだろうと思って母にわざわざ教えることはしませんでした。
榊原康政初登場からしばらくたったある日、母に「徳川の家臣の役で出てるんだけど」と教えたら全然気付いていなかったと言われました。
そして先週見終わってしばらくしてから「気が付いた?」と聞いたら「そんなのすっかり忘れてた」と言われました。
これは一緒に見て出てきたらすぐに教えなければ自力で気付いてはもらえないと思いました。



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