新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年09月09日
小学校1年生(Grade 1)の最初の週 - トロントの公立小学校で -
この9月にトロントの小学1年生(Grade 1)に入学したのは2012年の1月から12月に生まれた子供たちです。4月以降に生まれた子供たちは日本では幼稚園・保育園の年長にあたります。
日本よりも1年弱年少の1年生たちですが、最初の1週間をどのように過ごしたのでしょう? 金曜日に娘を迎えに行った際、担任の先生とお話をする機会があったので少し紹介してみたいと思います。
先生も、
"The beginning of Grade One is tricky - so much is different from Kindergarten! I imagine your children are coming home tired from the busy, busy day."
と、この年齢の子供たちが学校生活を始めることの大変さを語ってくれました。
学校の方針として時間割(agenda)を決めて授業をすることになっているようですが、担任の先生はまだ時間割通りの授業ではなく、学校の生活の基本、"Routines"を指導しているのだそうです。
"Routines"を身につける、ということは、"How to work together, move through the school, participate effectively during lessons, take care of our belongings, have a successful recess..."等々を学んでいくことだそうです。
そして毎日、本を読み聞かせているそうで、少しでも長い時間、話を聞いたり読んだりできること("build stamina"と言っていました)、それを自分の言葉で説明できるようになることを重視しているようです。子供たちの親には毎日学校で読んだり聞いたりしたお話を家で話させるように言っていました。
私の長女はまだ英語が殆ど理解できないのですが、それが不安だと話したところ、今週クラスで読んだ本を何冊か貸してもらうことができました。焦らずに少しでもcatch upしてほしい、とのことです。
貸してもらった本をこの週末一緒に読みましたが、長女にはまだ難しいですね・・・。本のセレクションとしては「人の気持ちを思いやる心」を大事にしているように思いました。初日にいただいたメッセージから一貫しているようです。この先生のクラスなら英語ができない長女でもなんとかクラスでやっていかれるのでは、と期待しています。
もう一つ、日本ではないだろうな、という先生からのリクエストがありました。それは家族の写真を持って来てほしいというものです。教室を子供たちにとって"special place"にするためそれぞれの児童と家族の写真を教室に飾るのだそうです。日本だと様々な家庭の事情に配慮してこのような要請をされることはまずないかと思います。わが家の子供たちがトロントで通い始めた学校では「それぞれの家族をみんなに紹介する」ということを通じて"identity"とか相互理解といったものを培っていくのかな、と感じています。
Amazon.co.jpでは
この記事が少しでも参考になれば幸いです。よろしければ下記バナーへのフィードバックをお願いします。
にほんブログ村
海外ロングステイランキング
日本よりも1年弱年少の1年生たちですが、最初の1週間をどのように過ごしたのでしょう? 金曜日に娘を迎えに行った際、担任の先生とお話をする機会があったので少し紹介してみたいと思います。
先生も、
"The beginning of Grade One is tricky - so much is different from Kindergarten! I imagine your children are coming home tired from the busy, busy day."
と、この年齢の子供たちが学校生活を始めることの大変さを語ってくれました。
学校の方針として時間割(agenda)を決めて授業をすることになっているようですが、担任の先生はまだ時間割通りの授業ではなく、学校の生活の基本、"Routines"を指導しているのだそうです。
"Routines"を身につける、ということは、"How to work together, move through the school, participate effectively during lessons, take care of our belongings, have a successful recess..."等々を学んでいくことだそうです。
そして毎日、本を読み聞かせているそうで、少しでも長い時間、話を聞いたり読んだりできること("build stamina"と言っていました)、それを自分の言葉で説明できるようになることを重視しているようです。子供たちの親には毎日学校で読んだり聞いたりしたお話を家で話させるように言っていました。
私の長女はまだ英語が殆ど理解できないのですが、それが不安だと話したところ、今週クラスで読んだ本を何冊か貸してもらうことができました。焦らずに少しでもcatch upしてほしい、とのことです。
Grade 1の児童たちが最初の週にクラスで読んだ本。"The Invisible Boy"と"Have You Filled A Bucket Today?"とも人を思いやる気持ちを大切に、というメッセージの本でした。 |
貸してもらった本をこの週末一緒に読みましたが、長女にはまだ難しいですね・・・。本のセレクションとしては「人の気持ちを思いやる心」を大事にしているように思いました。初日にいただいたメッセージから一貫しているようです。この先生のクラスなら英語ができない長女でもなんとかクラスでやっていかれるのでは、と期待しています。
もう一つ、日本ではないだろうな、という先生からのリクエストがありました。それは家族の写真を持って来てほしいというものです。教室を子供たちにとって"special place"にするためそれぞれの児童と家族の写真を教室に飾るのだそうです。日本だと様々な家庭の事情に配慮してこのような要請をされることはまずないかと思います。わが家の子供たちがトロントで通い始めた学校では「それぞれの家族をみんなに紹介する」ということを通じて"identity"とか相互理解といったものを培っていくのかな、と感じています。
Amazon.co.jpでは
この記事が少しでも参考になれば幸いです。よろしければ下記バナーへのフィードバックをお願いします。
にほんブログ村
海外ロングステイランキング