FXのチャートの種類と特徴
FXのチャートには、主に以下の4種類があります。
・線グラフ
為替レートの終値を線でつないだグラフです。為替レートの大まかな動きやトレンドを把握するのに便利です。
・棒グラフ
為替レートの始値、終値、高値、安値を棒で表したグラフです。為替レートの変動幅や方向性を確認するのに便利です。
・ローソク足グラフ
棒グラフに色をつけたグラフです。為替レートの上昇や下落の強さや勢いを判断するのに便利です。
・ヒゲローソク足グラフ
ローソク足グラフにヒゲをつけたグラフです。為替レートの最高値や最安値を表示するのに便利です。
これらのチャートは、時間軸によってさらに細分化されます。例えば、1分足、5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足などがあります。時間足によって、為替レートの動きのスピードやスケールが変わります。短期的なトレードには、短い時間足のチャートを、長期的なトレードには、長い時間足のチャートを使うのが一般的です。
FXのチャートの要素
FXのチャートを読むときに、注意すべき要素には、以下のようなものがあります。
・トレンド
為替レートの変動の傾向や方向です。トレンドには、上昇トレンド、下降トレンド、横ばいトレンドの3種類があります。トレンドを把握することで、為替レートの流れや勢いを理解することができます。
・サポート・レジスタンス
為替レートの変動において、反発や抵抗が起こりやすい水準です。サポートは、為替レートの下落に歯止めがかかる水準で、買い圧力が強くなる場所です。レジスタンスは、為替レートの上昇に抑制がかかる水準で、売り圧力が強くなる場所です。サポート・レジスタンスを把握することで、為替レートの反転や継続の可能性を予測することができます。
・パターン
為替レートの変動において、特定の形や模様が現れることがあります。パターンには、トレンドの転換を示す反転パターンと、トレンドの継続を示す継続パターンがあります。パターンを把握することで、為替レートの動きの先行きを予想することができます。
・インジケーター
為替レートの変動に関する様々な数値や情報をチャートに表示するツールです。インジケーターには、移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSI、ストキャスティクスなどがあります。インジケーターを使うことで、為替レートの強弱や方向性、過剰買われや過剰売られなどを判断することができます。
まとめ
FXのチャートには、様々な種類や特徴、要素があります。これらのチャートを読むことで、為替レートの動きを分析することができます。FXのトレードにおいて、チャートを読むスキルは非常に重要です。まずは基本的なチャートの種類や要素を学んで、自分に合ったチャートを見つけてみてください。
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