2015年09月14日
【中学校の読み聞かせ】小学３年生以降くらいのお子さんに、ぜひ読み聞かせしてあげて♪〜ひさの星〜
今朝は中学校での読み聞かせに行ってきました♪
中学生って悩むのですが、読み聞かせメンバーの方たちが選ぶ絵本、様々です。
中学生らしい内容の絵本だったり、
月に一回だけなので、
「楽しんでもらうための」絵本だったり…。
今回は３年生担当でしたが私が選んだ絵本は…
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先週、小学校で読もうかと思っていた「ひさの星」です。
斉藤隆介さん作・岩崎ちひろさん絵、です。
方言のある言葉で書かれているので、
中学校へ出向く前に一通り読んでいました。
主人公の「ひさ」の控えめな性格と、
岩崎ちひろさんのしっとりとした絵がすごくマッチしている絵本です。
小学校の教科書でも紹介されている良書。
とても静かに聞き入ってくれました。
巻末の「ひさの星」に添えて…という斉藤隆介さんからのメッセージ…
「小さいものや弱いものを守らなければいけない！
と声高く叫ぶ人たちはとても立派です。でも、
黙ってその道を進む人もいます。ひさのように褒められれば
頬を染めるような人…そういう人たちが、私には
星のように輝いて見えています。
声高く叫ばないといけない時、その人たちの心の芯に
星のように黙って輝くやさしさが、
本当の強さの核となり、さらにその歩みを続けさせてほしいと
願っています。」
（巻末より略して抜粋）
というメッセージを最後に読みました。
最後は村の人たちにとって「星」となった「ひさ」ですが、
優しがずっと人々の心に輝いている、といった感じです。
中学年くらいからのお子さんへ、
ぜひ読み聞かせてあげてほしい一冊です。
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