2014年04月16日
おすすめ中古ゲーム『アストロノーカ』
今回ご紹介したいのは1998年にエニックス(スクエア・エニックス)から発売されたプレイステーション用のゲーム
『アストロノーカ』
このゲーム、目的は非常にシンプルです。
主人公は宇宙一の農家「アストロノーカ」を目指して
とある星系にたどり着きます。
開墾した畑で宇宙野菜を作り、それを畑を荒らす害獣から日々守りつつ育てます。
収穫した宇宙野菜は種を交配することで
品質の異なる野菜が生産できます。
この交配が非常に奥深く、メンデルの法則なんかも絡みつつ
(生物の時間に頭ひねったのを彷彿とさせますね)
ああでもない、こうでもないとかなり頭を悩ませるところ。
などと書くと、知らない人にはいかにもとっつき難いゲームみたいですね。
とんでもないんですよ。
のほほーーーーんと遊んでいるうちに
我知らず こちらが夢中になってしまうのです。
そうやって育てたマニアックな心にもキチンと答えてくれるゲームである
ということなんですね。
PSソフトとして発売当時、それほど宣伝費をかけなかったせいもあったのか
雑誌も掲載されることもあまりなくて攻略情報が少なく
とっても苦労したのを覚えてます。
もっとも 後半に行くほど 玄人(くろうと)さんがネットに攻略情報をアップしてくれたので
少しはラクになったのですが
ポップでしかもレトロという宇宙のある星に畑を持った主人公(プレイヤー)
宇宙野菜コンクールに出品し、宇宙位置の農家として名声を得ることを目的に
日々野菜を作り、種をとって交配し、新種の野菜を作り育て・・・・・・
そんな日々の中、害獣バブー が畑を荒らしにやって来ます。
バブー退治にはトラップが有効なので当然捕獲、あるいは追い返す為の
フラップを仕掛けます。しかしバブーも日々進化してきます。
バブーは引っかかったトラップに対して徐々に耐性をつけていきます。
従ってマメにトラップの種類や配置を変更していきますが
時にはおとり野菜を作ってそちらにバブーの気を引くなど
野菜を育てるという目的のためにはゲームを進めるほど駆け引きが重要になっていきます。
可愛い害獣・バブー。鳴き声もたまらない。ほへ〜。
この宇宙害獣バブーのキュートなことったら
今ならりっぱにゆるキャラ候補です
事実当時バブーグッズなるものが発売後 随分後半になって発売され
テレビの小さなコーナーにアニメも放映されました
そう、この 『アストロノーカ』、発売直後はそれほどでもなかったのですが
後半になるほどじわじわと人気を伸ばしていきました
まだネットにおけるMMORPGが非常に珍しかった頃
このアストロノーカ、『コスモ暮らし』というMMORPGとして
満を持してベータ版(なのに)一斉公開
僅か一年にして 終了になってしまったオンラインゲームでした…(遠い目)
サーバーが重たい
動きがギクシャク キャラ可愛くない、など 賛否両論ありましたが
コアなファンもいたことでしょうね
ワタシは本家のPSに勝るものはないと勝手に思っていますが
このゲームの醍醐味はなんといっても交配につぐ交配で
新しい品種の宇宙(!)野菜を作ることなのですが
野菜は同じ種類のものでも特定の属性を進化させることができます
例えば模様や臭い、音や大きさ、重さ などさまざま。
大きさ1つとってみても
通常の「大きい」さから 「家ほどもある」 までいくつかの段階を経て
特性は進化していきます。
また種同士を掛け合わせることで次世代ハイブリッドを生み出すことも可能ですし
全く別の種類の新種野菜を生み出すことも可能です
特性が一体何段階あるのだか 探ってみたいという欲求
これが楽しいんです。 え? 面白そうだけれど面倒くさい?
そんなことはないんですよ。
(ないんですったら)
主人公をサポートする農業用ヘルパーロボット・通称・ ピート君 が
プレイヤーの手足になってサポートしてくれます(可愛いのなんの)
それに 宇宙のも右も左もわからない頼りないプレイヤー主人公だのに
何でか宇宙のベテラン行商人ペドロ に見込まれ愛され
誠心誠意のサポートもしてもらえます
時間も空間も隔絶された宇宙の片田舎で
まったり農業に励んでみませんか?
PSPのアーカイブスでも配信されるそうです(600円)
参考→
まぁ古いPSをお持ちの方でしたら 中古ソフトをみつけてまったり遊んでみるのもいいものです。
コレならね、子供にみつかってもなんら疚(やま)しくないしね
(※いや、店主がもっぱら疚しい思いをするようなゲームで遊んでいるという意味ではありません)
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