2014年04月05日
食の安全とは・ショッキングな記事。
ちょっとショッキングなニュースについて
朝から旦那様と頭つき合わせて
「いかん」 「困った」 「ホントかいな」 などと
やっておりました。
日頃のん気な当家でありますが、今回のこれについては
浮上してきた事実のピースを組み合わせ 驚愕し 困惑・煩悶を禁じえないです。
(熟語を並べ立ててみました。)
これは なるべく多くの台所を預かる人々に
お伝えしてご一緒に考えていただきたいニュースだなと
思いました。
ホントは 宅配企業の応援記事を書こうと思っていたのですが
急遽自分の中で予定変更です。
(どうでも大して影響がないのが貧乏小間物店のよいところです)
日本国内の農薬使用についての とある記事です。
クリックしたら別サイトで知らんうちに明太子を買わされた…
なんていうことはありませんので まずはご安心を。
(なんで明太子さ)
参考サイトを是非ご覧くださいませ。
他所のサイトで安易にクリックはしない主義だ というアナタの為に
ワタシのつたない文章力で伝えられる点は以下に。
<参考記事概要>
今年の2月6日に台湾で日本産みかんから
メチダチオンという農薬が1.4ppm(みかん1sあたり1.4r)検出された
台湾での残留基準は1ppmだったため、廃棄処分となった
この農薬は世界的には使用削減の方向にあり
すでに欧州連合(EU)では2004年に登録を抹消し、使用できなくなっています
その後もEUでは、「輸入かんきつ類に対する残留基準値」について
日本と同様の5ppmが設定されていました
しかし2010年に人への健康影響を再評価したところ
5ppmでは急性参照用量を超えてしまうことが判明
2012年に残留基準値の大幅な引き下げを行いました
結果かんきつ類の残留基準値は250分の1である0.02ppmにまで引き下げらることに
世界的には製造中止となったこのメチダチオン
日本だけが全農にて製造販売を続行しています
世界的に使用量が減少したため
製造メーカーのスイスのシンジェンタ社は、2011年に、製造中止を発表しました
なぜか日本でだけは、販売が続いています
全国農業組合連合会(全農)曰く
メチダチオンは日本のかんきつ類などの果樹栽培や茶栽培での
カイガラムシ防除には必須だとして
日本での登録・製造・販売の権利一切を2012年1月にシンジェンタ社から買い取っています
2012年10月からは、全農の子会社である クミアイ化学工業(株)が製造
全農を通じて販売し続けています。
農業協同組合新聞では、その農協の対応の早さをほめたたえる記事を掲載
(※以上 ニュースサイト『MyNewsJapan』記事より概略)
なお、こちらのニュースサイトでは メチダチオンについて
記者が某有名宅配サイトへ直接使用果樹果実について質問をぶつけて
いくつかの回答を得ている模様
企業名が出てきますがご了承下さい。
でも知らないよりは 知っていた方が絶対に良いでしょうし
記事自体の信憑性についてご判断いただくのも
あくまで受け手側のご意志です
またこのような他サイト記事も宜しかったらご参考下さい。簡潔にまとめています。
食生活に忍び寄っている余りにも近すぎて見えない脅威について
今更ですが身の引き締まる思いがします
ブログ店子であるワタクシの実家は
農家でした。今は継ぐ人もなく 農地は他人に貸しております
(作っていただいている、でした)
物心付いたときから 両親、親戚が寄り集まって
宴席・酒席 会合その他で席が盛り上がると
話題に必ず上がるのが 農協と云う存在への 農家のやるせない
憤懣でした。
小さい頃ですからその意味するところの本質は判りませんが
覚えているのは
「…仕切られるようになって 農業は駄目になった」
「畑も田んぼも、薬漬けだ」 という言葉です
それに対しまた反論する人々あり
曰く 「●協の存在無しに農地を子や孫に託すことはできない」と。
(託されたあげく困っているワタシのようなヒトは例外です)
零細農家は大きな組織に守ってもらわねばやっていけない
ワタシと同年代の人々で
当時NHKで日曜の朝から暗いトーンで放映していた
『明るい農村』 というホラー番組をご記憶の方もおられるでしょう
天候不順による価格急騰・暴落
当時農家を取り巻く環境は流通システム1つ取ってみても大変お粗末なものだったらしく
それひとつ鑑みても 農協の存在は大きかったのです
でも、だがしかし、だからこそです。
食の安全という 根本的基盤を失ってまで得たい利益って
なんなのですか、と もっと声を上げなくてはならない
そう感じます。
国内産をこそ疑わなくてはならない
そんな現実は哀しすぎます。
この農薬についてはたまたま 一部で話題に上がったため
「ウチでは使っていません」 宣言をしているところもありますが
では話題にならない農薬について
訊かれない限りはいちいち答えている義務は
企業にはない、ということです。
ワタシももっと勉強してその他の農薬についても
積極的に 使用の有無とその基準値について
疑問をぶつけていこうと考えています。
とりあえずは 来週配達に来るパルシステムを捕まえて
次の配達に響くくらにじっくりねちねちと
……
(そういうのは会社に訊け・と。)
応援している企業は及第点らしいと
(パルシステムさん他)
ワタクシは判断しましたので
(いくつかニュースサイトでも言及部分がありました)
これからも応援を続けたいと思ってます。
御静聴有り難うございました。
タグ:食の安全,農薬
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