2015年05月10日
日経225 週間ダイジェスト(2015.5.4〜5.8)GW.休場&米雇用統計
今週の日経平均株価は、先週末より152.44円安い、19379.19円となりました。前半は、GW.により休場でした。GW.明けの5/7は、連休中に米雇用統計への警戒から欧米株が軟調に推移した流れを受けて反落スタートとなりました。5/8は、米週間新規失業保険申請者数が大幅に減少した事で、米雇用統計への警戒が和らぎ、欧米株が反発した事を好感し、買い戻しが入って下げ幅を縮小しました。一方、NYダウは、前半、米3月の貿易収支で赤字額が膨らんだ事や、4月のADP雇用統計が市場予想を下振れた事を嫌気して、売り優勢の展開となりましたが、5/7に週間新規失業保険申請者数が大幅に改善を示した頃から買戻しが入り出しました。注目された5/8の4月米雇用統計では、市場予想をわずかに下回りましたが、ほぼ予想並の値で着地した事で、早期利上げへの警戒を高める事なく、着実な雇用の改善が見られたと受け止められました。これにより、大幅高となり、結局、先週末比167.05ドル高の18191.11ドルで終了しました。
![株価推移_2015年05月04日_05月08日.jpg](/moneymanagementinfo/file/E6A0AAE4BEA1E68EA8E7A7BB_2015E5B9B405E69C8804E697A5_05E69C8808E697A5-thumbnail2.jpg)
ユーロ円は、5/7の夜まで、独債利回りの上昇を背景にユーロ買いが優勢となりましたが、その後は、独債利回りが伸び悩み、売り優勢となりました。テクニカル的には、週足で25週線に頭を押さえこまれる格好になりました。最後に外国証券の寄付き前動向は、5/7で、9営業日連続の買い越しを記録しましたが、5/8には売り越しました。
![株価推移_2015年05月04日_05月08日.jpg](/moneymanagementinfo/file/E6A0AAE4BEA1E68EA8E7A7BB_2015E5B9B405E69C8804E697A5_05E69C8808E697A5-thumbnail2.jpg)
為替・外国証券寄付き前注文動向
次に為替面では、米ドル円は、5/7の夜まで、米3月の貿易収支や4月ADP雇用など弱い経済指標を背景にドル売り優勢となりましたが、週間新規失業保険申請者数が大幅に減少した頃からドルの買戻しが入りました。一方、5/8の雇用統計が市場予想並に着地した事で伸び悩みました。 | ![]() |
ユーロ円は、5/7の夜まで、独債利回りの上昇を背景にユーロ買いが優勢となりましたが、その後は、独債利回りが伸び悩み、売り優勢となりました。テクニカル的には、週足で25週線に頭を押さえこまれる格好になりました。最後に外国証券の寄付き前動向は、5/7で、9営業日連続の買い越しを記録しましたが、5/8には売り越しました。
各曜日の詳細株式記録
- 株ブログ:本日の株価(2015.5.4日経概況)
- 株ブログ:本日の株価(2015.5.5日経概況)
- 株ブログ:本日の株価(2015.5.6日経概況)
- 株ブログ:本日の株価(2015.5.7日経概況)
- 株ブログ:本日の株価(2015.5.8日経概況)
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