2015年04月28日
本日の株価(2015.4.28 日経225概況)
本日の日経は75.63円高の20058.95円と反発し、2万円の大台を回復しました。昨晩のNYダウは、FOMCにて29日に発表予定の1-3月期GDP速報への警戒から売り優勢の展開となり、42.17ドル安の18037.97ドルと反落しました。一方、為替面では、格付け会社フィッチが日本の格付けを「A+」→「A」へ引き下げた事で、ドル円が円安方向に振れました。これにより、日経先物には買いが出て、前日比60円高の20060円で本日の日本時間を迎えました。 |
日本時間では、先物にさや寄せする格好で、20068円で寄り付きました。その後、前日決算発表のあったファナックなど、日経平均への寄与度指数が大きい銘柄が牽引し、9:15頃には、20133円まで買い上がりましたが、その後は、30日に控えた日銀金融政策決定会合を前に、手控えムードが広がり、上げ幅を縮める展開となりました。個別では、ファナック(6954)が3.3%高で27685円となりました。昨日発表された15年3月期の第4Q決算が市場予想を上回り、更に、配当性向を30→60%へ引き上げた事が好感されました。また、GW前後で株価予想をしているユニ・チャーム(8113)も続伸し、0.37%高で3111.5円となりました。一方、コマツ(6301)や日立建機(6305)など建設機械大手は、昨日の決算が嫌気され大幅安となりました。コマツは、15年3月期は増収減益でしたが、16年3月期は減収減益になると予想した事が嫌気され、3.07%安で2482円に。日立建機も15年3月期は増収減益でしたが、16年3月期の純利益が市場コンセンサスを下回り、6.14%安で2139円となりました。
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