2016年07月04日
本日の株価(2016.7.4 日経概況)出遅れ感から6連騰
本日の日経は、93.32円高の15775.80円と、6日連続で続伸しました。先週末のNYダウは、6月のISM製造業景況指数が市場予想を上振れた事を好感し買いが優勢となりましたが、7/4が独立記念日で休場になるため、連休前の利確定も入り、次第に上げ幅を縮小。19.38ドル高の17949.37ドルと小幅な上昇に止まりました。一方、日経先物は円の強含みもあり、売られて、110円安の15560円で本日の日本時間を迎えました。 |
日本時間では15554円と、反落して寄り付きましたが、英国のEU離脱決定後、各国の株価指数の戻りに対し、日経平均の出遅れが目立つ事もあり、売り一巡後は買戻しが優勢となり、プラスに転じました。最後に、今朝、日銀が発表した6月の企業物価見通し調査では、1年後の消費者物価予想が、前年比+0.7%で、3月の前回調査より0.1ポイント低下。同様に5年後も0.1ポイント低下し、+1.1%となりました。円高や先行き不透明感を理由に慎重な回答をした企業も多かったようですが、英国のEU離脱に伴う影響が織り込まれていない値である事や、日銀の掲げる2%の物価目標とも大きく乖離があるため、7/28、29で開催予定の金融政策決定会合で、追加緩和に踏み切る可能性もあるのではないかとする見方も浮上してきた模様です。
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