2016年05月13日
本日の株価(2016.5.13 日経概況)週末要因で5日振りに反落
本日の日経は、234.13円安の16412.21円と、5日振りに反落しました。昨晩のNYダウは、原油価格の上昇が好感されたものの、週間新規失業保険申請件数が予想よりも増加した事で、雇用面には陰りが見えるなど、強弱が入り混じりました。結局、9.38ドル高の17720.50ドルで小幅に反発しましたが、ナスダックは続落でした。この様な流れを受けて、日経先物は売られ、前日比75円安の16635円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では16804円で寄り付きましたが、週末要因もあり、寄り天で手仕舞い売りに押され、終日軟調に推移し、200円超安となりました。尚、5月ミニSQ値は16845円となりました。 |
個別では、昨日'16年3月期決算を発表した日産自動車(7201)が、40.4円高の1028.5円で急反発。決算が好感され、一時8%超高まで買われました。また、日産系最大の部品メーカーである、カルソニックカンセイ(7248)も、90円高で865円。こちらも決算内容や今期の業績見込み、増配などが好感されました。日産系列は好調そうですね。一方、引け後に決算を発表した、本田技術研究所(7267)は、65.5円安の2956.5円で3連敗。売上高は、前年同期比9.6%増の14兆6011億円となりましたが、タカタ関連のエアバック品質関連費用が嵩み、当期純利益は、32.4%減の3445億円で着地しました。ライバル同士の対決は、明暗が分かれたようです。ただ、ホンダも、売上は順調に伸びていますし、今期は、品質関連費用の負担が減り、当期純利益も3900億円と増益に転じる目算があるようですので、底力に期待したいと思います。
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