2016年03月06日
おすすめ 株主優待・高配当銘柄:ジェイコムHD(2462)2016年5月
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ジェイコムホールディングス(2462)は、人材派遣業を中心としたサービスを提供する会社です。携帯電話業界への人材派遣を主力とし、近年は、アパレル、介護、保育分野へも参入しています。
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-- ジェイコムHD.株主優待 --
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注目株:ジェイコムHD.の最近の株価動向をチェック!!
次に、ここ2年の株価に目を向けると、まず、2014年5月期決算では、主力の携帯分野における人材サービスでは、必要スキルが高度化した事により、販売職の希望が減少。人材を確保できなかった事などが響き、売上高が前年比1.6%減の149.51億円に。また、介護分野サービスの参入を目的として、有料老人ホームを運営する(株)サンライズ・ヴィラ、及び、介護施設等の食堂運営を受託する、ジャパンコントラクトフード(株)を連結子会社化した事に伴う、のれん計上も発生し、当期純利益は、前年比56.7%減の2.59億円となりました。 一方、翌年、2015年5月期決算では、人材サービスでは、保育・介護業界共に、業界ノウハウが蓄積されてきた事で、求職者の確保とマッチング力が強化され、売上げに貢献。介護サービスでも(株)サンライズ・ヴィラの入居率が改善した事で、売上高は前年比20.8%増の180.67億円。当期純利益も前年比27.6%増の3.31億円、増収増益に転じました。 | ![]() |
尚、同年度内に、ジャパンコレクトフード(株)の全株式は、ACAヘルスケア・戦略1号投資有限責任組合に譲渡された模様。直近の2016年1月8日に発表された、2016年5月期第2Q決算においても、新規契約の獲得を図る、携帯電話業界向け人材サービスにおいて、商品説明力や、新規契約の獲得力の高い人材への需要が高まった事や、介護サービス分野でも(株)サンライズ・ヴィラにおける人員の拡充により、サービス品質を向上させた事が項を奏して、入居率が計画を上回るペースで推移した事を背景に売上高が急増。前年同期比54.8%増の133.3億円と好調を維持。当期純利益も、特別利益として、関連会社株式の追加取得に伴って発生した、段階取得に係る差益が12.3億円出た事もあり、前年同期比577.0%増の14.96億円で急増しています。
このような背景の中、株価は、2015年10月中旬頃までは、緩やかな上昇トレンドを描きましたが、2016年5月期第1Q決算の発表のあった翌営業日には、出来高を伴い窓を空けて急伸。本格的な上昇に入ります。第2Q決算においても、期末配当を15→25円に引き上げた事などが好感され、日経平均が下落する中、一段高の展開となりました。2/4に2320円の年初高を付けて以降は、過熱冷ましの利確定も出ましたが、その後、明けの明星も出て、上値の重さは感じられるものの、新高値に挑戦している状況と言えそうです。四季報には、【独自増額】保育事業連結化で大幅増収。主力の携帯販売向け派遣は、販売精鋭部隊の全国展開が絶好調。介護は高稼働率で安定。会社修正計画なお保守的、営業増益幅拡大。保育連結化に伴う特別利益を計上。とあります。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
最後に、2015年5月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当落ち日には13円の配当落ちがあり、6月中は日経平均が上昇する中、下落を余儀なくされています。一方、今期は、サプライズ的な決算もあり、現状では、当時の株価をはるかに上回る水準で推移しています。 | ![]() |
一方、来期以降も今期並の収益を確保できるかどうかが今後の株価の鍵となりそうです。確保できないと、ファンダメンタルズ的には、とても割高です。ただ、介護領域には、潜在的な需要もあると思われます。新高値をつけるかどうかは、次の決算内容と、来期以降の成長戦略次第のようです。今後の動向に注目してみたいと思います。
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