2016年02月11日
本日の株価(2016.2.11 日経概況)休場
本日の日経は建国記念の日で休場でした。尚、昨晩のNYダウは、FRBイエレン議長の議会証言にて、3月の利上げに対する可能性は残されたものの、経済に配慮したコメントがなされた事で、200ドル近く買い戻されましたが、原油価格が1バレル27ドルを付けてきた事が嫌気され、次第に軟化。99.64ドル安の15914.74ドルと4日連続で続落しました。一方、日経先物は、連日の急落への反動から、 |
イエレン議長の証言にかけて、一旦16100円まで買い戻されましたが、その後は、米ドルが売られ、113円台に。2/11(木)の夕方には、110.9円を付けるなど、急速に円高進行した事で売られ、15060円水準まで売られています。
株ブログ管理者のぼやき
世界株安が進行中で、明日も厳しい相場が予想されますが、本日は、建国記念日で日経が休場と言う事で、今後について少し考えてみようと思います。
たとえば、現時点でホンダ(7267)の株を、3000円で100株保有していたとします。多くの方は、株価が急落中なので、即、損切りして、手元の資金を確保し、仕切り直して、もっと上手い運用をしよう。と考えると思うのですが、一方で、今のように、変動の大きい荒れた相場では、下手に資金を動かして、判断を間違うと更に損失が膨らむ恐れもあります。そこで、当方は、あえて、資金を止めておくと言う選択肢が良いのではないかと思っています。たとえば、ホンダの株を今後20年保有するつもりになれば、その間、年間配当を平均80円(2016年3月期は88円)還元されると仮定すると、20年後には、16万円分の配当金が入ります。20年後の株価は予想もつきませんが、仮に低迷し、リーマンショック後の2000円水準をウロウロしていたとしても、仕方なく決済したとして、損失は、10万円。収益は6万円のプラスになります。リーマンショック以上の事柄が起こらなければ、20年間の運用実績は、年率1.0%は確保できそうな見立てができます。2016年の20年国債の平均利回りは0.924%ですから、ホンダに20年投資すれば、国債以上の利回りで運用できる事になります。
このように、会社が存続し利益を出し続けていれば、配当の恩恵を受ける事ができ、長い時間をかける事で、プラス決済ができると言う道が開けている訳です。この事を胸に止めておけば、株価がファンダメンタルズを無視して急落した時も、買い値に戻らなくなってしまうと言う不安から、少しは解消されると思います。もちろん、その間、大きな含み損が発生する可能性もあるので、損切りした方が良いと思う方を否定したりはしません。ちなみに、例に挙げたホンダは、リーマンショック後の2009年3月期決算においても黒字を確保した会社ですから、相場が落ち着いてくれば、いずれ価格修正の見直し買いが入ると、当方は信じています。
ここ数年、株価が急騰し、当方も半ば浮かれていた所がありました。しかし、年明け後、空気は一変。これからは、また基本に立ち戻り、今まで以上に気を引き締めてかからないといけないなと思った1日でした。
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