2015年12月24日
おすすめ 株主優待・高配当銘柄:スバル興業(9632)2016年1月
![配当_スバル興業_1601期.jpg](/moneymanagementinfo/file/E9858DE5BD93_E382B9E38390E383ABE88888E6A5AD_1601E69C9F-thumbnail2.jpg)
スバル興業(9632)は、サービス業を営む会社です。道路の舗装や修繕など、道路事業を主軸とし、その他、有楽町にあるスバル座の経営や、ドトールコーヒーをはじめとした飲食店事業、不動産事業なども展開しています。売上高の8割を道路事業が占めています。近年のトピックスとしては、2014年(株)太陽道路、及び(株)道路ラックを吸収合併しました。また、2015年5月には、兵庫県姫路市に大塩第一太陽光発電(0.96KWクラス)を稼働させています。
配当は、7月(中間)と1月(期末)の年2回、実施しており、2015年7月は3.75円、2016年1月の会社予想は7.25円。合計11円となっています。年間配当利回りは2.52%で、株主優待では、持ち株数に応じて、スバル座の利用券も貰えます。2016年1月の権利付き最終日は、1/26(火)ですので、たとえば、その日の取引き終了までに1000株保有していれば、12/24の終値437円で計算すると、437,000円の投資金で、7,250円の配当金と、スバル座の6回利用券が貰えます。
スバル興業(9632) 株主優待
![]() | ・1000株以上:6回(2ヵ月毎に2回) ・2000株以上:12回(2ヵ月毎に4回) ・3000株以上:18回(2ヵ月毎に6回) |
注目株:スバル興業の最近の株価動向をチェック!!
次に、ここ2年の株価に目を向けると、まず、2014年1月期決算では、労働賃金、資材価格の上昇など厳しい環境下にあったものの、老朽化したインフラ設備の修繕を目的とした、公共事業関連予算の実行により、主力の道路事業が微増し、売上高は、前年比0.1%増の177.03億円。当期純利益も74.7%増の6.39億円となりました。次に、2015年1月期決算では、飲食店事業は、消費増税に伴う節約行動などにより伸び悩む中、主力の道路事業においては、公共事業関連予算の実行、及び、労働賃金の改善などにより、概ね好調に推移。特に、大雪に伴う高速道路の除雪作業もあり、売上高は、前年比13.4%増の200.73億円。当期純利益も65.2%増の10.56億円となりました。このような背景の中、株価は、2015年1月頃までは、13週線をサポートとして上昇トレンドを形成。それ以後は、除雪作業の効果も一巡し、430〜450円レンジで上値の重い展開が続いていました。 | ![]() |
8月のチャイナショックでは、360円水準まで値を落としました。しかし、その後は、リバウンド相場を形成。特に、2015年12月8日の第3決算では、前期比マイナスではあるものの、業績を上方修正し、配当金も7.5→11円へ増配した事から動意付き、チャイナショックでの下げを完全に埋めました。四季報には、【減益幅縮小】道路補修が想定より上向く。不動産は空室率改善。レジャー横ばい確保。前期寄与した好採算の首都高速除雪作業減少。とあります。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
最後に、2015年1月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当落ち日には、8円の配当落ちがありましたが、下値は限定的で、2月下旬には、配当落ちを埋めている事が分かります。PBR0.65、PER10.11は、割安感もあり、年間配当利回りも2.5%を超える銘柄であるため、昨年の様に下値が限定的であるならば、配当権利を確実にゲットしておきたい所ですね。 | ![]() |
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