2015年08月08日
おすすめ 高配当銘柄:伊藤忠商事(8001)2015年9月
![配当情報_伊藤忠商事_1509.jpg](/moneymanagementinfo/file/E9858DE5BD93E68385E5A0B1_E4BC8AE897A4E5BFA0E59586E4BA8B_1509-thumbnail2.jpg)
伊藤忠商事(8001)は、世界65ヵ国に約130の拠点を持つ大手総合商社で、繊維、機械、金属、エネルギー、食料など、幅広い分野でビジネスを展開しています。最近では、2015年、中国のCITIC Limited. タイのCharoen Pokphand Company Limited. と業務・資本提携を発表。また、中期経営計画「Brand-new Deal 2017 〜挑戦〜」をスタートさせました。「Brand-new Deal 2017〜挑戦〜」では、CITIC / CPグループとの提携による、中国・アジアでの事業基盤拡大、及び、非資源分野を中心とした成長戦略の推進により、2017年度に当期純利益を4000億円にする事が掲げられています。(2015年3月期は3006億円)また、配当についても、2015年 50円、2016年 55円、2017年 60円を下限として、毎期更新して行く方針が示されています。
年間配当利回りは3.12%で、9月と3月の年2回、100株に付き25円の配当を実施しています。株主優待はありません。2015年9月期の権利付き最終日は、9/25(金)です。たとえば、その日の取引き終了までに100株保有していれば、8/7の終値1602円で計算すると、160,200円の投資金で、2,500円の配当金を稼ぐ事ができます。
注目株:伊藤忠商事の最近の株価動向をチェック!!
ここ2年の株価に目を向けると、2014年3月期決算では、収益は前年比1.0%増の5兆5875億円となりましたが、当期純利益は、5.2%減の2453億円となりました。一方、2015年3月期決算では、収益が前年比0.1%増の5兆5914億円、当期純利益も、22.5%増の3006億円となりました。油価下落等の理由により、エネルギー分野は減収となったものの、機械、食料、繊維は、いずれも増収。特に、繊維分野では、エドウィンの取得などもありました。株価も業績を反映して右肩上がりで推移している事が分かります。6月末以降、ギリシャ債務問題や、上海総合指数の下落等が嫌気され、調整を余儀なくされましたが、26週線でサポートされました。また、2016年8月4日に発表された2016年度3月期第1四半期決算は、コンセンサスを上回る着地となり、翌日は、4%超高となりました。それ以後、リバウンド相場を形成中です。 | ![]() |
四季報には【最高益】繊維、機械は堅調。タイCPや中国CITICの持分利益取り込み効果大。最高純益。増配。とあります。直近の証券会社による格付けでは、8/6 GS証券は中立継続で、目標株価を1700→1650円に引き下げたものの、8/7 野村証券はBUY継続で、目標株価を1850→1900円に引き上げています。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
最後に、昨年9月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当権利確定日までは、日経平均に連動して値を伸ばしましたが、配当落ち日には、43円の配当落ちがあり、少なくとも、以後、1ヵ月は、日経平均以上のペースで下落を余儀なくされました。 | ![]() |
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