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2014年05月07日

徳川家康の名言「人の一生は・・・」 責雲 書

絹本 墨肉筆

徳川家康の名言
「東照公御遺訓」と言われるこの名言は
実は、水戸光圀作「人のいましめ」を池田松之助が明治時代に書写し、
広めたと徳川美術館長である、徳川義宣氏が研究成果として発表している。
松田の印は、池田松之助の印ではないかと調査中である。

責雲の落胤

責雲とは何者か調査中exclamation×2
ご存知の方はコメントいただけますようお願い申し上げます。

P1100830.JPGP1100831.JPGP1100832.JPGP1100833.JPGP1100834.JPGP1100835.JPGP1100836.JPG「人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し。いそぐべからず。不自由を常とおもへば不足なし。こころに望おこらば、困窮したる時を思ひ出すべし。 堪忍は無事長久の基。いかりは敵とおもへ。勝事ばかりを知りてまくる事をしらざれば、害其身にいたる。おのれを責めて人を責めるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり」


{上記意味の回答一例}
「人間の一生というものは、重い荷物を背負って、果てのない遠い道を歩いていくようなものだ。長距離レースなのだから、一時的な思いで急いではならない。不自由な状態であっても、それが当たり前のことと思っていれば、不足を感じることはない。贅沢したいとか美味しい物を食べたいというような欲望が心に起こったならば、かつて自分が困り果てて苦しんでいた頃のことを思い出すがよい。堪忍することが、無事に長生きするための基本なのだ。怒りにかられることは自分にとって良くないことで、敵(かたき)のようなものだと思いなさい。勝つことばかりを知っていて負けることを知らない、つまり負けたらどういうことになるかを知らないでいたら、その害が自分の身体に至ることになるから気をつけなさい。自分を責めることだ、人を責めてはならない。金銭や物品、能力が及ばないことは、それらがあり過ぎる状態よりもまさっているのだ。」

posted by 越後守 at 08:53 | Comment(111) | TrackBack(0) | 掛け軸
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