2017年09月14日
2話 おれはずっとまっているよ・・・タイミング
光陰のように月日は過ぎる。
別居して早くも二回目の夏が終わろうとしている。
Wi−Fiだの、SNSだの、スマホやタブレットが普及し、
離れていてもすぐそばに感じられる今の通信手段。
ピンクや緑の公衆電話に使う小銭を持って並んだあのころが
とてもなつかしい。
おれも今ではPCやタブレットで通信はできるが、自宅にいる
嫁ちゃんとする会話は未だガラケーである。
「もしもし、、、久しぶり。
今、電話大丈夫かな・・・?!」
今日は彼女が休みだと聞いていて、思い切って電話をかけてみた。
最近は、寂しさや恋しさを見透かされそうで、電話をかけるのを
ためらっていたのだ。
彼女は一言電話口でつぶやいた。
「今はダメ。」と・・・
まだ、朝早かったし、いそがしかったのだろうと、
おれは折り返しの電話を待つことにした。
しかし、夜勤で疲れた俺は携帯を握りしめたまま、
寝てしまったらしい。
それから、もう3日が過ぎようとしている。
あーーー、なんて月日が流れるのは早いのだろう。
光陰矢のごとしである。
by. 龍之介
別居して早くも二回目の夏が終わろうとしている。
Wi−Fiだの、SNSだの、スマホやタブレットが普及し、
離れていてもすぐそばに感じられる今の通信手段。
ピンクや緑の公衆電話に使う小銭を持って並んだあのころが
とてもなつかしい。
おれも今ではPCやタブレットで通信はできるが、自宅にいる
嫁ちゃんとする会話は未だガラケーである。
「もしもし、、、久しぶり。
今、電話大丈夫かな・・・?!」
今日は彼女が休みだと聞いていて、思い切って電話をかけてみた。
最近は、寂しさや恋しさを見透かされそうで、電話をかけるのを
ためらっていたのだ。
彼女は一言電話口でつぶやいた。
「今はダメ。」と・・・
まだ、朝早かったし、いそがしかったのだろうと、
おれは折り返しの電話を待つことにした。
しかし、夜勤で疲れた俺は携帯を握りしめたまま、
寝てしまったらしい。
それから、もう3日が過ぎようとしている。
あーーー、なんて月日が流れるのは早いのだろう。
光陰矢のごとしである。
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