2017年01月01日
585話 新年、明けましておめでとうございます
2017年 新年を迎えた龍之介たちのあっとホームは
今日もまた仕事の嫁ちゃんを置いて、お婆ちゃんのいる
姉の家に新年の挨拶に出かけた。
「新年 明けましておめでとうございます。
お父さん、日本酒一杯飲んでね。」 チ−−−ン!!
仏壇に線香を上げた龍之介だが、初詣にはまだ行っていない。
子供たちは、数人からお年玉をもらって、中身が気になって仕方が
ない様子。
「じゃあ、そろそろ行きますか。」
3人は、早々にデパートへ向かったが、初詣には行かない。
何故なら、龍太郎が現在交際中の彼女と、ペアルックの服を購入し、
それで初詣をする計画をすでに立てていたからである。
「今日も行こうか。」
デパートでショッピングなど、柄に合わない親父に気を使ってか、
龍太郎が親父を誘った。
「あずきはそれでもいい。」
特に目的もなく、昨日楽しめたあずきも賛成。
こりずに、お弁当などを買い、ドライブすることにした。
前半、なかなか当てることができない龍太郎だったが、
終盤、自信に満ちた顔をした。
投票券に印をつけたあづきが、龍之介にこそこそと耳打ちをする。
「この1番の馬が絶対くるらしいよ。
お兄ちゃんが自信満々にいってた。」
あずきはその馬から複勝を、龍之介は軸馬からその馬にも流すことにした。
新聞で、その1番の馬は無印。人気は無い。
その結果は1番の馬が2着で、高配当も、龍之介は軸馬がはずれて
残念な結果に。
あずきからしてみれば、お兄ちゃんは信頼を勝ち取り、
お父さんの信頼はがた落ちである。
懐も温まり楽しんだ子供たちは、帰路の車内で爆睡。
龍之介だけが、またしても車内で孤独を味わうなんとも
嫌な出だしの新年を過ごしたのであった。
_| ̄|○
今日もまた仕事の嫁ちゃんを置いて、お婆ちゃんのいる
姉の家に新年の挨拶に出かけた。
「新年 明けましておめでとうございます。
お父さん、日本酒一杯飲んでね。」 チ−−−ン!!
仏壇に線香を上げた龍之介だが、初詣にはまだ行っていない。
子供たちは、数人からお年玉をもらって、中身が気になって仕方が
ない様子。
「じゃあ、そろそろ行きますか。」
3人は、早々にデパートへ向かったが、初詣には行かない。
何故なら、龍太郎が現在交際中の彼女と、ペアルックの服を購入し、
それで初詣をする計画をすでに立てていたからである。
「今日も行こうか。」
デパートでショッピングなど、柄に合わない親父に気を使ってか、
龍太郎が親父を誘った。
「あずきはそれでもいい。」
特に目的もなく、昨日楽しめたあずきも賛成。
こりずに、お弁当などを買い、ドライブすることにした。
前半、なかなか当てることができない龍太郎だったが、
終盤、自信に満ちた顔をした。
投票券に印をつけたあづきが、龍之介にこそこそと耳打ちをする。
「この1番の馬が絶対くるらしいよ。
お兄ちゃんが自信満々にいってた。」
あずきはその馬から複勝を、龍之介は軸馬からその馬にも流すことにした。
新聞で、その1番の馬は無印。人気は無い。
その結果は1番の馬が2着で、高配当も、龍之介は軸馬がはずれて
残念な結果に。
あずきからしてみれば、お兄ちゃんは信頼を勝ち取り、
お父さんの信頼はがた落ちである。
懐も温まり楽しんだ子供たちは、帰路の車内で爆睡。
龍之介だけが、またしても車内で孤独を味わうなんとも
嫌な出だしの新年を過ごしたのであった。
_| ̄|○
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5786913
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック