2014年06月06日
133話 寒中水泳
梅雨入りして・・・
小学校三年生のあずき
学校では水泳練習がはじまった。
まだ15mも泳げないあずきは、プールの真ん中辺りだと
おそらく、足がとどかない。
また、雨のため水温は低く、寒さと溺れるという恐怖のため
プールサイドでバスタオルをはおり、
ガタガタブルブルしていた。
次の日・・・
「まだ、水着乾いてないから水泳練習休む」
「だったら、他の水着持っていったら?
はいっ これどうぞ!」
「今日は歯医者で帰りますって言う」
「歯医者は今日はありません」
「あ〜っ もう 学校行きたくない
なんで、水泳練習しなきゃいけないの?
あんな冷たい水で、風邪ひくだけやん」
「わかった、わかった
先生に電話しておくから、とにかく学校行きなさい」
「なんで、電話するの〜
しないでいいから、学校いくから、
濡れてないほうの水着持って行くから」
梅雨時に水泳練習したくない気持ちは
良く分かるし、ちょっと可愛そうには思うけど、
ここで、甘やかせると、困難から逃げる癖?!
例えば不登校とかになる可能性がありそうで
親心を鬼にして送り出した嫁ちゃんは、
まさに鬼嫁でした
「ちょっとお父さん・・・」
「ん?・・・汗」
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