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2024年03月25日

Mehen Finance創設者、USDMステーブルコインの来月のリテール展開を発表。

2024年3月19日、COINTELEGRAPHが報じた記事(USDM stablecoin eyes retail rollout next month: Mehen founder)の内容です。

タイトル:Mehen Finance創設者、USDMステーブルコインの来月のリテール展開を発表。

USDMは凍結されないという点で、USDTやUSDCよりも優れた特性を持つが、規制当局が対策を要求すれば問題が生じる可能性があると言う業界の識者もいる。

カルダノの最新のステーブルコイン、USDMを開発したMehen Financeは、早ければ来月にも不換紙幣に裏打ちされたステーブルコインの一般向けの「リテール展開」を目指している。

USDMは、3月17日にカルダノで正式にローンチされたが、現在は機関投資家のみが利用することができる。

Mehen Finance創業パートナーのマシュー・プロミン氏はコインテレグラフに「リテール展開は4月になりそうだ」と語った。

「『社内でメインネットエコシステムに早期展開する』と言って、限定的にローンチしています」とプロミン氏は述べ、適格な管轄地域にある機関は現在、プラットフォームに参加し、ステーブルコインのミントを開始することができると付け加えた。

big peyさんの投稿(2024.3.18)

「多くの人々がUSDCとUSDTを待っていることは知っています。

しかし昨日、カルダノで、USDMという新しいステーブルコインがローンチしました。

Mehenさん、素晴らしい仕事です!ADAと取引できるステーブルコインが増えるのは実に素晴らしいです。」

プロミン氏は、USDMモデルはフィアットに裏打ちされた他のステーブルコインに似ているが、過剰なミントを防ぐ重要な機能が備わっていると説明した。

USDMの準備金は、カルダノネットワーク用に設計された分散型オラクルであるCharli3に直接報告され、Charli3のオラクルデータはトークンのスマートコントラクトにも統合されている。これによって、リアルタイムの送金が透過的にできるようになるとプロミン氏は言う。


「独自に報告されたオラクル値によって、ミントできるUSDMトークンの量が決まるため、過剰なミントはできないようになっています。」

また、昨年7月、Mehenは、USDMは凍結することができないと述べた。そこが、Circle社のUSDコイン(USDC=1.00ドル)やThether社のUSDT(=1.00ドル)とは異なる点だ。

この性質ゆえにUSDMが優れたステーブルコインになっていると、カルダノのコンテンツプラットフォーム「Cardano Curation」の創設者であるカレブ・モンティエル氏は主張する。

カレブ・モンティエル氏の投稿(2024.3.17)

スクリーンショット (257).png


「USDTはインフィニット・マネー・プリンター(無限のマネー製造機)です。USDTを運営するTether社は、虚偽や誤解を招くような主張をし、そのコインが米ドルによって裏付けられていることに関する事実の報告を怠ったとして、CFTC(米商品先物取引委員会)から4,100万ドルの罰金を科されました。この事件は、透明性と信頼性に懸念を抱かせるものです。

USDCは偽装されたCBDCです。2020年に実証されたように、USDCを運営するCircle社には、ウォレットを凍結する能力があります。法執行機関の要求に応じて、Circle社はUSDCの$100,000を凍結し、効果的にアドレスをブラックリスト化しました。このような行為は、ブロックされたアドレスを...から(後略)」

しかし、暗号コメンテーターのヴァネッサ・ハリス氏によれば、オンチェーンでUSDMを凍結できないことが裏目に出て、代わりに規制当局がUSDMの銀行口座を凍結し、このことがUSDMのペッグに影響を及ぼす可能性があると警告している。

Mehenはニューヨークを拠点としており、同州の金融サービス規制当局が業界最大手の何社かを調査し、処分を下した過去がある。

プロミン氏は、USDMの準備金は、Fidelity and Western Asset Managementの政府専用マネー・マーケット・ファンド(MMF)で保有されており、銀行として利用されているわけではないと強調した。

初期の機関投資家ユーザーは現在、米ドルを電信送金で送り、USDMを1対1の比率で受け取っている。

Mehenは、すでに米国17州からのライセンスが認可されており、「近日中に」はさらにその数が増えるようだ。また、今年後半には欧州と英国で送金業者および仮想資産サービス会社としてのライセンスを取得する意向である。

一方、プロミン氏は、Mehenが近々、トークンセールではなくクラウドファンディングによる資本調達を通じて最初の投資に乗り出すことを明らかにした。

「規制されたクラウドファンディング」の下で提供される証券は、世界中の人々が利用できますし、私たちはシリーズAの株式をカルダノ上でトークン化できるよう取り組んでいます。」

(記事は以上です。)


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