詩集 (2): 主婦ミチルの日常

2024年09月21日

そんな偶然
あってもいいの
それはきっと
必然だったから
現れた
幾度　すれ行きても
幾度　引き裂かれても
それでも
幾度も　きっと
現れる
高まる熱を
楽しむように

posted by michiru30 at 00:47| 詩集

ギゼンの
整いすぎた字がキライ
完璧のドヤ感がキライ
見せつけて
反応うかがうのがキライ
見返り期待がばれててキライ
ギゼンの目で
被害者ぶるギゼンが
キライ

posted by michiru30 at 23:50| 詩集

夕焼けに
追いかける飛行機のライト
煌めきはじめる
彼方に
数知れない時間が流れて
突然
ちっぽけな存在の
儚さに吸い込まれる
果てしない
あの向こうに
果てしない
灯りを
横切るライトを
また追いかけるうちに
このまま溶け込んでしまえたら
消えゆく胸の痛み

posted by michiru30 at 22:55| 詩集

冷たい季節は

流れが速く

今の陽ざしは

星空になる

過ぎた時の色が

変わった今

立ちすくむ時が　ただ

今しか存在しない

まばたきの間に

陽ざしの中

目を閉じたら

星空になる

posted by michiru30 at 22:42| 詩集

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