安定政権はいいことだ。
だが、その取り巻きがいいように官邸を利用したのが2019年。
下品になったというのは否めない。
上級国民という風に官僚OBが言われるのは最悪の事態だ。
Yahoo!より、
「桜を見る会」「身の丈」「上級国民」……“選民意識”で見る2019年の日本と政治
12/31(火) 17:00配信文春オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191231-00022688-bunshun-pol
記事より、
「桜を見る会」、「身の丈」発言、「上級国民」。2019年に政界を揺るがした問題の中には、インターネットから火が付き弾けたトピックが多かった。日刊スポーツの名物政治コラム「政界地獄耳」を執筆する地獄耳師匠こと(K)と、時事芸人・プチ鹿島が、令和に突入したこの1年を振り返る。
地獄耳 「桜を見る会」もネットが早かったですね。11月以降、「政界地獄耳」で10回は「桜を見る会」にまつわる問題に言及していると思います。このコラム、日曜以外はほとんど毎日書いているようなものだから、ネタ選びに悶々とする日も多いんですが、こういう桜とかがあれば、ネタがいっぱいあるので助かる……とはいえ、ちょっとひどいです。
地獄耳 会見でも、あっぷあっぷですよね。菅官房長官は「私人である昭恵夫人が人選に関わった」ことを質問されて「最後は内閣官房が精査する」と答えましたが、それによって自分と首相の両方に責任が発生してしまうことになりました。一時期、安倍さんと菅さんの関係は菅原・河井の2閣僚辞任の時以上にギクシャクしていたようです。
地獄耳 いわゆる前夜祭なるホテルのパーティーも焦点の一つになりました。今回、野党の攻勢はそのほとんどが公開情報に基づいていますが、前夜祭は公職選挙法や政治資金規正法に抵触するのか? 野党が立証するのも、安倍サイドが問題ないと立証するのも難しいから、何となくうやむやになってしまいました。それで私は、ウラは取れないんだけど、「機密費の運用」という可能性について書きました。
鹿島 安倍政権の本質って何だろうと考えた時に、一般紙はいろいろ硬い言葉で説明するんですけれども、「やっぱり、上級国民の特権があるんじゃないの?」というスタンスがすごくスポーツ新聞に合っているし、それが本質かもしれないと思うんですよ。
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