2008年12月02日 | Posted by 酒天童子 毬乃 at 17:31 | フォークソング | この記事のURL |
司法とは…正義とは…
昨日の「報道発 ドキュメンタリ宣言」を見られた方も多いと思います。
私は以前より、この裁判に大変関心があり、昨夜も見たのですが、
何度見ても納得のいく判決ではありません。
何故、証言が認められないのか…?
停車していた事を同乗の全生徒と後続車両の校長、走行中の第三者が認めているのに
何故たった一人の、同僚白バイ隊員の証言が認められたのか…?
あまりにも公正を欠く判決に、どう向き合ってよいのかさえ
わからなくなりました。
何故、バスの運転手が収監されなければならなかったのでしょう。
行き場のない憤りが、私の腹の中でふつふつと音を立てていました。
どうにもならないのでしょうか?
日本という国の法律とは、司法とは、一体どうなっているのでしょう。
事故の相手が警察だと、暴力団より質が悪いという事か…?
もしも自分が彼の立場なら…いえ、いつ何時同じ立場にならないとも限りません。
支援団体もあり、事故の鑑定士も疑問を抱いて何度も実験を繰り返し、
テレビ番組でも実証しているにもかかわらず
何故、控訴請求は差し戻されたのか…。
日本では、正義が通らなくなったという事か…。
自分達の証言が疑わしいと言われた中学生たちの抱いた、日本国への不信感は
絶望感へと変わっただろう。
校長にとっては、教職者としての信用も得られなかった。
証言席に立った、通行中の、何の利害関係も無いドライバーも
その無力さにどんなにか落胆したであろう。
ぶつかったのが、自分の車だったら…様々な思いの中、
時間を割いて証言したにも関わらず、全ては握り潰された…。
事故時に、衝突に一番近かった場所にいた生徒の証言は、
…全く無視された…。
この、高知白バイ衝突死亡事故 に関する記事は、ネット上でも沢山
取り上げられているので、ご存じない方は、
是非検索してみてください。
収監された今、彼は模範囚となって、一日も早く刑期を終えて出所し
冤罪としてまた闘うと言っています。
何か力になれる事がないか、私なりに考えてみたいと思います。
何か情報をお持ちの方があれば、教えてください。
今日は社会派な内容でしたので、
かつてフォーク界の神様と呼ばれた岡林信康さんの曲をご紹介致します。
貧困や部落差別、日雇い労働などにスポットを当てた、
風刺の利いた内容に、共感される方も多いかと思います。
ご本人は牧師さんの息子として育ち、敬虔なクリスチャンですが
とてもユニークな方ですよ。
山谷ブルース
チューリップのアップリケ
手 紙 画像は真っ暗のままです。当時放送を禁止されました。
くそくらえ節 発売禁止された曲です。
君に捧げるLove Song